1 You side ページ2
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これは遠い、昔の話。
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あの頃の私はとても活発で、考えるよりも先に身体が動いちゃうような、天真爛漫って言葉がぴったりな少しお転婆な女の子だった。
そんな私には、小さい頃から幼馴染がいて。
隣の家に住む同い年の男の子で、名前は阿部亮平。
保育園から中学校までずーっと一緒。
私はいつも後先考えずにまず行動！って感じだったけど、亮平はその逆。
頭でしっかり考えてから動くタイプの男の子。
いつも一緒だった私たちは、前を歩く私に亮平がついてくるのが普通で。
私が花畑を走り回れば、亮平は不器用に花冠を作ってくれた。
私が笑えば、亮平も楽しそうにニコニコしていた。
それが嬉しくて、たのしくて。
私は亮平と居る時間が、ずっとずっと、とても大好きだった。
亮平は昔からなんでも卒なくこなすし、それでいてかっこいいからいろんな女の子からモテていた。
そんな亮平と仲の良い私は女の子のヤキモチをかって、放課後体育館裏に呼ばれることだってあったけど、その度に言い返して喧嘩になって怪我して怪我させて、両親を心配させることもしばしば…。
正直、何度お互いの両親たちから、性別が逆だったらねぇなんて揶揄われたかわからない。
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たぬ(プロフ) - るる様 ご指摘ありがとうございます！気付いておりませんでした、、外させて頂きました。教えて頂いてありがとうございます！ (2021年10月18日 20時) (
レス) id: dc32266bd7 (このIDを非表示/違反報告)
るる - オリ フラﾀﾄした方がいいかもです(><) (2021年10月18日 17時) (レス) id: 0fbeefd96e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たぬ | 作成日時：2021年10月17日 11時
