白石さんが54人 ページ5
時透side
鴉から、Aと任務に迎えと言われて
屋敷にて支度を終えて方向音痴のAを
迎えに行こうと思っていた、のだけど。
『今日の任務、時透さんとだから』
｢迎えに来たの？｣
『少し迷ったけどちゃんと来れたよ』
戸を開けるとAがいた。
一人で来たの？と問えば途中まで幼馴染み？
が方向が一緒だからと送ってくれたらしい。
｢ありがとうA｣
何故だかAは覚えている僕。
そりゃ、まあ柱会合会議に居て平然と、しかも
他の柱とか御館様の話を聞かずにボケーッとしてたら
誰だって印象につくけれど。
僕も興味が無かったから、物知りだったAが
あれやこれや隣で教えてくれてたし。
｢ずっと思ってたんだけど、無一郎でいいよ｣
『？』
空を眺めてたAがこちらを向いて
首を傾げる。
他の人は名前呼びが多い気がするから、とか
僕の勝手なあれだけど。
｢僕もAを呼び捨てにしてるでしょ｣
『無一郎くん？』
｢違うでしょ｣
『無一郎』
｢…そう、よく出来ました｣
Aは素直な子。
撫でれば妹みたいに擦り寄ってくるし
抱き締めると抱き締め返してくれるし
撫でて欲しい時、僕を甘やかしてくれる。
お姉ちゃんだったり、妹だったり。
｢A、こっち右｣
『こっち』
｢そっちは左だよ｣
『…分かってる』
｢そっかそっか｣
馬鹿にしたように笑うとAは
僕から顔をふいっと背けてしまう。
｢Aが僕の継子になればなあ｣
『こっち？』
｢おぉ、正解A。｣
妹みたいなAと一緒に暮らせるのになあ。
一緒にAとご飯食べたり、遊んだりして
想像してみたけど、楽しそう。
｢街で男児が誘拐だっけ｣
『話聞いてくる』
｢うん、僕あっちで聞き込みしてくるね｣
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柳(プロフ) - 更新ありがとうございます！応援してます！無理しない程度で更新待ってます！ (2021年10月24日 11時) (
レス) @page30 id: 9ddbd12039 (このIDを非表示/違反報告)
青 - 今更ですいません。煉獄さん生きているので無限列車編と那谷蜘蛛山編の間くらいではないでしょうか…（不安）違うかも…この話大好きなので、更新が楽しみです（コメ遅い） (2021年9月2日 17時) (レス) id: 157c6e138f (このIDを非表示/違反報告)
雪華(プロフ) - 原作だとどのへんなのかなと想像しながら楽しみに読んでます！これからも頑張ってください(*^_^*) (2020年12月11日 0時) (レス) id: 8f414bc702 (このIDを非表示/違反報告)
砂糖(プロフ) - 青さん» コメントありがとうございます！更新再開しましたので感覚取り戻しつつ頑張らせていただきます(*´ω`*) (2020年12月10日 23時) (レス) id: 0d73bbf972 (このIDを非表示/違反報告)
青 - 夢主かわいい!!更新待ってます!課題頑張ってください^_^ (2020年12月6日 9時) (レス) id: 6da88434af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Neon
作成日時：2020年2月12日 6時
