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違うのはカメラで本人と確認されないと開かない門。
３６０度撮影している防犯カメラがある事だった。
昨日、事務所で設定を聞いた俺たちは、ここへ来てメンバーとA、優奈の指紋
顔を登録した。
車はナンバー、車種も登録した。
玄関近くにトラックを停め、段ボールを家の中に入れると１階は大きくなった優奈が
歩行器を使うため段差を無くしてある。
俺はAと優奈をラウール、目黒に任せシェアハウスにトラックを戻しに行った。
蓮side
行方不明だったAさんと優奈が一昨日、無事に帰って来た。
これからの安全の為、別のシェアハウスに越すことになった。
今日、照くんの運転で俺、ラウール、照くんたちの荷物を運んだ。
照くんが前のシェアハウスにトラックを戻しに行ったのでラウールと俺で
優奈の遊び相手をすることになった。
蓮side終
別のシェアハウスに越してきた。
A「ラウ、蓮、優奈を頼んでもいい？荷解きしたくて。」
ラウール「いいよ。」
蓮「何かあったら呼んで下さい。」
A「ありがとう。」
２人に優奈を任せ照、優奈、私の荷物を解いていく。
まずは主に使うものだけ出していき、使うか分からないものは段ボールに入れてクローゼットに
閉まっておく。
１階のリビングに行くとベビーベッドに優奈が寝転んでいて２人が覗き込んでいた。
A「何してるの？」
ラウール「笑わしてた！」
蓮「物陰に隠れてから顔出すと笑ってくれるんですよ。」
と蓮がしてみせると
優奈「キャッキャッ(笑)」
A「もう歩行器に乗せても大丈夫だよ？」
ラウール「ホントに？」
荷物の中の１番大きな段ボールからベビードナルドとデイジーの歩行器を出し
優奈を乗せると上手に足を使って前に進んでる。
ガチャ
照「ただいま。」
A「おかえり。」
ラウール・蓮「おかえりなさい。」
そこへ照が帰ってきた。
照「おぉ、優奈、良いの乗ってるじゃん。」
A「従兄弟のお下がりを貰ったの。もう使わないからって。」
照「貰ってよかったのか？」
A「従兄弟は今年保育園卒園したからね。」
照「ってことは小学校入学か。」
A「うん、そう。リサイクルに出そうとした時に優奈が生まれたから、使えるように
修理して残しといてくれたんだって。」
照「そうか。大事に使わせてもらおうな。」
優奈の頭を照が撫でた。
照「そうだ、引っ越しだけど。ふっか、渡辺、宮舘、阿部の４人を２人ずつに分けるって。」
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作者名：rampage16love | 作成日時：2022年9月24日 12時
