兄弟の日常 ページ1
涼太side
おはようございます
四男の涼太と申します
家は父親が大きい大学病院の医院長をやっていたので兄弟みんな立派な医者を目指して頑張ってます
そのために皆にエネルギーがつくようなご飯を作るのが毎日の日課です
辰哉｢おはよ〜｣
涼太｢おはよう｣
辰哉｢あ、今日パンなの？｣
涼太｢うん。たまにはアリかなって｣
辰哉｢いいじゃん。俺、みんな起こして来る〜｣
まだちょっと寝ぼけて出てきたのが長男です
弟たちは寝起きが悪い人が多いから自分が起こすって張り切ってて、毎日頑張って起きてるらしいです
まぁ、夜勤の時もあるからその時は俺が起こしてるけどね
辰哉｢起きろ！！！｣
これは毎朝聞こえる声なので気にしないでください
大介｢りょたぁ〜、おはよぉ〜｣
翔太｢マジで起こし方雑すぎ｣
照｢まだ時間あるじゃん...｣
蓮｢ねむっ...｣
家は2階に皆の部屋があるので、下にいる俺にはまだ小さく聞こえるけど、相当大きい声らしくて寝起きが悪いメンバーは毎回文句を言いながら降りてきています
辰哉｢1回で起きたらこんな事ないんだよ？｣
亮平｢俺の部屋まで聞こえてくるんだよ？朝からそんな声が出るのがすごいわ｣
辰哉｢え、亮平までそんな事言う？｣
翔太｢亮平に言われたら終わりだよ｣
そんな会話をしながらみんな自分の椅子に座り、みんなで朝ご飯を食べています
大介｢ぅわ！時間やばっ！引き継ぎ間に合わねぇ！！｣
辰哉｢あ、俺もじゃん！！｣
蓮｢ねぇ、俺の制服知らない？部屋何処にもないんだけど｣
亮平｢え、いつもハンガーにかけてないの？｣
蓮｢いや、昨日は後でかけようと思ってて寝落ちしたんだよね｣
亮平｢じゃあ、ベッドの下じゃない？蓮、この前掃除した時色んな物落ちてたよ｣
蓮｢え、マジで？ちょっと見てくるわ｣
大介｢あぁ、もうやばい！行ってきまーす！！｣
辰哉｢おい、待てよ！行ってきます！！｣
翔太｢亮平ー、洗面所にあった美容液知らない？｣
亮平｢それなら翔兄の部屋に置いたけどダメだった？｣
翔太｢あ、いや、置いたならいいわ。自分で取る｣
亮平｢よし、準備出来た。蓮ー、もう行くよー｣
蓮｢え、ちょっと待って！！｣
亮平｢涼兄、行ってきます｣
涼太｢行ってらっしゃい。お弁当、忘れないようにね｣
朝ご飯を食べ終わるとバタバタしててみんな次々に家から出ていきます
まぁ、俺もそろそろ行かないといけないから行ってきます
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作者名：タピオカハリネズミ
| 作成日時：2022年1月3日 1時
