歌い手様のBL短編集 (ページ39)

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忘愛症候群～そらる×まふまふ～(Bad End編) ページ39

まふまふside
ま「これから僕どうすべきでしょう…」
う「どうすべきって?」
ま「活動のことです」
う「それは俺からは何も言えない…」
ま「そうですよね…」
分かりきってた反応が返ってきて､少し悲しい気持ちだった
う「でも､誰もまふがやめることは望んでないと思う…」
ま「はい…」
う「俺はまふがくだした判断に反対はしない｡絶対に…」
うらたさんはそう言ってくれる…
僕がやめると言ってもうらたさんはとめないらしい…
僕が判断したことに自分が言う権利はないとでも思っているのかもしれない…
ま「ありがとうございます…」
ま「僕なりに考えてみます…」
う「おう…」
そこで僕達の会話は終わってしまう…
う「戻るか?」
ま「うぅ…」
う「そうか…」
う「今日は帰ろうか…」
ま「はい…」
うらたさんを困らせちゃったかな…
僕ってほんとにダメダメだな…
僕の気持ちに合わせてのように雲が空を覆い尽くす…
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坂田side
坂「俺でええなら聞きますけど…」
そ「あぁ」
そ「ごめん今の忘れて」
えっ?は?
坂「どうしてですか…?」
そ「坂田に頼れないとかじゃなくて､言葉で現しにくいというか…なんというか…」
坂「そうですか…」
そ「ごめん…」
坂「もう､気にしてないですから…」
そらるさん､何隠しとるんやろ…
そらるさんくらいの語彙力やったら､何とか説明出来そうやけどな…
まふまふのことなんか覚えとるんかな…
でもな…
しばらくの間沈黙の時間がある…
そ「そう言えば…」
そ「まふまふさんとどうやって知り合ったの?」
どうしよう…
うらさんに聞くべきかな…
でも､不審に思われたらどうしよう
反応しよう…
坂「浦島坂田船に楽曲提供してもらったのがきっかけで､そこから…」
そ「そうか…」
そ「まふまふさんってそんなにすごい方なの?」
坂「そりゃねぇ…」
これ以上居るとボロが出てしまいそうだったから俺は帰ることにした…
坂「そらるさん俺､そろそろやばいので帰ります」
そ「そうか…」
そ「じゃあな」
そんな声を後ろに歩き出す
さっきまでの快晴が嘘のように曇っている…

続きます
作者(次は息抜きです)