歌い手様のBL短編集

うらたぬきさんとあほの坂田さんpart2 ページ2

うらたぬきside
俺たちは､10分後ぐらいに笑いがおさまった
さ「ふー で､話しって何うらさん?」
う「とっ､唐突だな(汗)」
さ「いやいや､うらさんから言ってきたやん」
そう､俺から言ったのだLINEで
心の準備がまだなんだが...
う「今すぐ聞きたい?//」
さ「うん､聞きたい!!」
大丈夫､大丈夫 深呼吸､深呼吸 すーはーすーはー よし!
う「あ､あのな坂田//」
さ「?」
う「気持ち悪いと思うけど､俺坂田のことが好きなんだ」
よし､上手く言えた 坂田の反応は､っと
さ「えっ...」
坂田らしくない反応した
分かってたけど悲しいな 俺って奴は...自分で自分が呆れる
さ「うらさん､あのな...」
聞きたくない...
俺はそう思った 気付いたら家を飛び出していた
さ「えっ､うらさん」
そんな坂田の声をうしろに







行き場のない俺はとある公園に来ていた｡その公園は坂田とよく来るところだった 俺坂田のこと相当好きなんだな やっぱり呆れてくる｡付き合うことなんて到底無理なのに少し期待している自分がいることに 来てくれる訳ないのに期待している自分がいることに もう､涙のひとつすら出ないくらいに呆れていた
さ「はぁはぁ､うらさん､やっと見つけた」
う「なんで坂田が」
さ「そりゃうらさんが心配やったからに決まってるやん」
そう言って俺の隣に座ってくる坂田
走って来てくれた嬉しさと混じって涙が出てくる さっきまで出なかった涙が
さ「えっ､うらさん大丈夫」
う「おう､大丈夫大丈夫」
さ「じゃあ､俺の答え聞いてくれる?」
う「うん」
さ「うらさん俺はな」
そう言う坂田




ほんの少し､ほんの少しだけ期待していいですか？



うらたぬきさんとあほの坂田さんEND

後書きてきなものです→←うらたぬきさんとあほの坂田さん

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す