▽松方シニアコンビ×向井太陽×同級生△ ページ21
.
あ「あの、向井くん?」
向井「んー、何ー?」
私の横でたこ焼きを食べながら歩いている帝東高校のエース、向井太陽くんに声を掛ける
あ「なんで私達一緒に夏祭りに来てるの?」
そう、私と向井くんは何故か一緒に夏祭りに来ている。向井くん曰く、暇だったかららしく…
あ「乾先輩とかと行けばよかったのに」
向井「何でわざわざ男と来なきゃ行けないの?こういうところは女の子と来るもんでしょ?」
そんなの当然でしょ、と何でもない顔で平然と言う向井くん
そういえば向井くん恋愛シュミレーション系のゲームが好きだった…
あ「あー、はいはい」
向井「聞いてないだろ」
まあ今更なんか言っても状況が変わるわけじゃないし仕方ないんだけど…
はあ、と溜息をつくと幸せ逃げるよ?と向井くん
そんな話をしていると、あれ?という声が聞こえた。なんか聞いたことあるなぁと思って振り向くと
東条「向井じゃん、珍しいねこういうところ来るの」
向井「いやー、この子がどうしても行きたいって言うから仕方なく?」
あ「言ってませんけど」
金丸「お前…やっぱりマネージャーと出来てたのか」
向井「バレちゃった?」
あ「ちょっと向井くん?」
声を掛けてきたのは松方シニアの東条くんと金丸くん。
その二人に嘘を吹き込む向井くんを睨めば冗談だろ、とニヤニヤしながら言われた
東条「そっかぁ、冗談なんだ」
金丸「お前試合中ずっとマネージャーに話し掛けてるからてっきり出来てるもんだと思ってたわ」
向井「えー俺そんなにこいつに声掛けてる?」
あ「声掛けてるというより私の邪魔してるよね」
試合中私はスコアを書いているから声を掛けられると集中出来ない。皆はそれを知ってて試合終わりとかに話し掛けてくれるけど、この人はゲーム展開がややこしい時に限って凄く声を掛けてくる。
これはれっきとしたイジメだと思います
あ「ほんとあれやめて欲しいんだけど」
向井「でも結局大丈夫でしょ?お前がわかんなくなった時俺が教えてやってんだから」
あ「当たり前でしょ、邪魔してるんだから」
と子供じみた口喧嘩をしていると金丸くんに「お前らホントは付き合ってんだろ」と言われた
東条「喧嘩するほど仲がいいって言うしね」
向井「だってさA。もう付き合っちゃう?」
あ「なんでそうなるの」
青春の1ページ
.
【西九条凛さんリクエスト】
382人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
真島 - 初めまして!真島っていいます!これからも頑張ってください! (2017年9月26日 22時) (レス) id: 3454d2b58a (このIDを非表示/違反報告)
チー(プロフ) - ありがとうございます(*^^*)すごく嬉しいですこれからも楽しみにしてます。頑張ってください。 (2017年9月24日 21時) (レス) id: 5fbec716d0 (このIDを非表示/違反報告)
羅夢(プロフ) - お疲れ様でした(笑)いつも楽しくみてます!私のところでは秋祭りもあるので今祭りの短編集見ても何も季節外れじゃないですよ!笑 私もホワイトデー短編集が楽しみです (2017年9月24日 19時) (レス) id: 3454d2b58a (このIDを非表示/違反報告)
桜色舞姫 - 初めまして!八千代さんの短編集楽しく拝見させていただいてます!!完結おめでとうございます!これからの短編集も楽しみにしています!頑張ってください! (2017年9月24日 18時) (レス) id: 74dea0fe39 (このIDを非表示/違反報告)
杉本(プロフ) - 初めまして!この短編集めっちゃ面白かったです!また他の短編集楽しみにしてます!特にホワイトデーが楽しみです!私前のバレンタインデーを見たんですけどその感じでホワイトデーは最高です(笑)頑張ってください! (2017年9月24日 17時) (レス) id: 3be2befa99 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:八千代 | 作者ホームページ:http://commu.nosv.org/p/smmy1007
作成日時:2016年7月20日 22時