◆伊佐敷純×後輩◆ ページ19
．
俺には中学の時から付き合ってる奴がいる
俺が青道来てからは中距離恋愛中
今日はAと夏祭り
伊佐敷(…久しぶりのデート、だよな)
というか久しぶりに会うかもしれない
毎日連絡はとってるつもりだが、向こうはどう思ってるんだろうか
もしかしてもう嫌だと思ってるんじゃ…
伊佐敷「だあー、くそっ！」
何弱気になってんだよ、俺
らしくねぇぞ、おい。
「びっ、くりしたぁ…」
座ってる俺の頭上から今一番会いたかった奴の声が聞こえた。
あ「いきなりどうしたの？純。大丈夫？」
伊佐敷「A…っ」
会いたくて仕方かった。
もう俺ばっか好きなんじゃねぇのってぐらい
Aの姿が見えると無意識に抱きしめていた
あ「ちょっ、純…ここ外…っ」
腕の中でAがもがいているが知ったこっちゃねぇ
やっと会えたんだ
伊佐敷「会いたかった」
どうせお前らは俺のこんな姿を見て笑うんだろ？
笑いたきゃ笑えよ
Aがいればなんだって…
そんな弱っている俺の気持ちを知ってか知らずかAはクスッと笑って俺の背中に腕を回す。
あ「私も、会いたかった…」
そんなことを言うAが可愛くて思わず強く抱きしめると苦しい…、と背中を叩かれてしまった。
伊佐敷「ははっ、悪い悪い。んじゃなんか食べるか！」
あ「うん！」
それからというものの食いもんも買って、遊びもしてなかなか充実した夏祭りを過ごした。
伊佐敷「もうこんな時間か、」
時間を見ると9時を回っていた
俺は別に平気だけどAは神奈川に帰んなきゃ行けねぇからな…
伊佐敷「そろそろ帰るか？」
そう聞くとちょっと我が儘言っていい？と珍しい事を言うA
あ「ここのお祭り花火があるんだって。それ見てからでも…いい？」
―――
Aの提案で花火を見ることになり、祭り会場から少し離れた河川敷にいる俺達
ここからだと花火が良く見えるらしい
あ「ねぇ、純」
伊佐敷「なんだ？」
あ「私ね、純と付き合えて良かったって思ってるよ」
伊佐敷「…？おお」
あ「なかなか会えなくて寂しいけどね、私ずっと純の応援してる！」
だから頑張ってね、とはにかむA
伊佐敷「―――」
我慢できねぇ、
俺は腕を掴んでグイッと引き寄せると驚いた表情を見せるA
俺達はそのまま唇を重ねた
―――ドーン、
好きだよ
．
【ゼシカさんリクエスト】
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真島 - 初めまして！真島っていいます！これからも頑張ってください！ (2017年9月26日 22時) (
レス) id: 3454d2b58a (このIDを非表示/違反報告)
チー(プロフ) - ありがとうございます(*^^*)すごく嬉しいですこれからも楽しみにしてます。頑張ってください。 (2017年9月24日 21時) (レス) id: 5fbec716d0 (このIDを非表示/違反報告)
羅夢(プロフ) - お疲れ様でした(笑)いつも楽しくみてます！私のところでは秋祭りもあるので今祭りの短編集見ても何も季節外れじゃないですよ！笑 私もホワイトデー短編集が楽しみです (2017年9月24日 19時) (レス) id: 3454d2b58a (このIDを非表示/違反報告)
桜色舞姫 - 初めまして！八千代さんの短編集楽しく拝見させていただいてます！！完結おめでとうございます！これからの短編集も楽しみにしています！頑張ってください！ (2017年9月24日 18時) (レス) id: 74dea0fe39 (このIDを非表示/違反報告)
杉本(プロフ) - 初めまして！この短編集めっちゃ面白かったです！また他の短編集楽しみにしてます！特にホワイトデーが楽しみです！私前のバレンタインデーを見たんですけどその感じでホワイトデーは最高です(笑)頑張ってください！ (2017年9月24日 17時) (レス) id: 3be2befa99 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：八千代 | 作者ホームページ：http://commu.nosv.org/p/smmy1007
作成日時：2016年7月20日 22時
