【歌い手】「君に会ってみたい」と言われても無理なのに！！ 【Sou】

＊第10話＊ ページ12

〜貴方side〜


『ううっ、よく寝れた……ってんっ！？！？』


Sou「あっ起きたみたいだね？おはよー！！」


起きたら何故かSouの顔が真上にみえた。あれ、何でだろ。いやあれ、そもそも私なんでリビングで寝て……ってああっ！！！！



『わっ……！ごめんSou！！！まさか私寝てた……？？？』




Sou「全然気にしなくていいよ？よく寝れたみたいで何より！」


そう爽やかに笑うSouに、思わず身体中の体温が熱くなる………。かっこいい。……ってあれ、待って。これって、一目惚れ……？？でもなんかSouといると安心出来るんだよね。と、考えてるその時だった。



Sou「え、ちょ、今かっこいいって言ったよね…っ//？」


『！？！？声に出てたの……ひょえ、これは違っ………。』


Sou「いやでも今は声に出てたのって言ったよね……？？えぇ、待って。こんな事ってあるんだ……。」


ああ……もうやらかした……。今度こそドン引きされた………ううっ、やっぱりダメだよね………。はぁ、私ってなんでこんなに"愛されない"んだろ。あぁ、とりあえず取り消さなきゃ。


『あっ、その、ううっ、嫌わないで………。』




あぁ、もうこれは嫌われたよね………。せっかく昨日は上手くいってたのに、台無しにしちゃった。やっぱり私は1人の方が………ってえっ………？？






『Sou……？？なんで、抱き締めてるの……？』




Sou「そうだね。もう僕も思ったこと隠さないでいくよ。


音雨さ、可愛すぎる。まさか会えると思ってなくて会ったらもう、ね？？でも少しずつ様子見なきゃいけないと思ってたのにそっちもそうだなんて思ってなくて、発狂したい。



僕、音雨に一目惚れしたよ。そんなの言われて嫌うわけないしなんかね、守りたいって思った。だからさ、音雨さえ良ければ付き合わない？？」





え？？？これ、現実だよね……？？Souも、私と同じ一目惚れってことなんだよね。えぇ、本当に私でいいのかな……。




Sou「音雨じゃなきゃ、嫌だよ？？音雨の事が好きなんだよ？？ふふっ。」





『ううっ、それはずるいよ………。』




今の私の顔、きっと真っ赤なんだろうな……。本当にいいんだろうな………うん。





『わ、私も……Souが好き。わ、私でよけれびゃ……ってあっ。』




Sou「ちょっと、もう、可愛すぎる。これからあらためてよろしくね？？」



『う、うん！！』




まふまふ「ひゅー！お熱いねー！！二人とも！おめでとう！！」





まふ兄いたの、忘れてた()

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