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*第9話* ページ11

〜Sou side〜


正直に言おう。今日初めて音雨に会った僕は、一目惚れしていた。だって、いい??めっちゃくちゃ可愛い。まふまふさんが音雨大好きなのがよくわかる。普段の歌声だと性別不明で、いつだったか"女子なんだけどな'とさりげなく暴露された時は実感がなかったけど、実際会うと可愛い女子。惚れないわけがなかった。だから今……



『ううっ………。』



肩貸してって言われた時、心臓はバクバクしてた。今はもっと凄い。何故かって??膝枕してるから。いや、なんかね??慰めてたらいつの間にか音雨がそうしてきたんだよ!?



いや、それにしてもこれ、よっぽど何かあったんだろうな。ここまで僕に心を開いてくれてるのって改めて奇跡なんじゃない??



Sou「あれ??もしかして……うお………寝てる………。可愛い………。」




言葉をかけるよりも肩をさすっていたらいいかなと思っていたら、それで安心したのか寝ちゃった。って寝たら僕、家かえれなくない!?




まふまふ「いやー、お待たせ……っておやおやー??よっぽど音雨に信頼されてるみたいだねー?( ´﹀` )」



Sou「あ、ちょ、これはその……!!」




まふまふ「わかってるよ。音雨、安心するとすぐに肩借りて、その後寝るからさ??」




よ、よかった。そういうことなら大丈夫かな……



まふまふ「まあごもっとも僕以外にそこまで甘えてるの、はじめてなんだよね??」



Sou「えっ!?!?」




まふまふ「あっ、あと申し訳ないんだけど、そのまま今日は泊まっていってくれない??僕もここまで甘えてるの見て、Sou君になら任せれるからさ。」



Sou「それはいいんですけど、このままですか??」



まふまふ「うん。動いて起こすの可愛そうだしね?それに起きたら音雨が話してくれると思うよ。人間恐怖症の理由を。まぁ、ゆっくりしていってねー!!」




可哀想といいつつまふまふさんの顔が明らかにニヤついてる。あ、これ、間違いなく僕が一目惚れしたこと、バレてる。まあ、隠すつもりもないけれど。それにしてもーーー。




ここで改めて周りを見渡す。そもそも音雨の家はかなり大きい一軒家。




Sou「一人暮らしにしては、広すぎるんだよな……。それにーーー。」




ところどころに家族写真が飾ってあるものの、何故かそれは幼稚園くらいまでのものしかない。それに何故かところどころ血のシミがこびりついている。



Sou「助けたいな。」





こんな感情になったのははじめてだな。

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ようよう - 学生さんですか!無理しないでくださいねー応援しています! (2020年4月30日 19時) (レス) id: 5d5cab7bef (このIDを非表示/違反報告)
朝日奈美衣 - 更新全裸待機です!!!(この季節だと風邪引きそう()) (2019年2月28日 9時) (レス) id: d541dc7464 (このIDを非表示/違反報告)
海月(プロフ) - テストと卒論無理しない程度に頑張ってください!いつでも更新待ってます! (2019年1月8日 18時) (レス) id: a663b046f1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:れの | 作成日時:2018年1月6日 17時

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