☆197時間目☆(夢主そらるの過去編) ページ45
<まふまふ 視点>
まさか、誰がこんな久しぶりの対面になるなんて思ったか。残念ながら両親は即死とのことで。でも不幸中の幸い、Aちゃんは無事だった。但しーーー。
『え、何言ってるの彼方兄ちゃん、真冬、翔太。親なんて元から捨てられたからいないよ???何の冗談かな?』
そらる「おい、A……嘘だろ??」
『ん???なんで??いくら私が家で一人で留守番してた時に階段から踏み外して強く体打ったからってそんな冗談言うわけないでしょ??』
目の前で殺されたショックからか、Aちゃんから両親の記憶だけなくなってしまった。幼馴染の奏斗君にAの様子を見てもらってる間に僕らは3人で話す。これから、どうするか。
天月「どうします、これから。」
そらる「無理に辛いことを思い出させるわけにもいかないから、Aに合わせるしかないだろ。」
まふまふ「でもそれじゃあそらるさんはーー」
そらる「俺の家は色々特殊だから。小さい頃から耳にタコができるくらい言われてた。"もし2人だけになったら、全力で協力して生き続けろ"ってな。だから、Aが記憶をなくしたことを、親の死で悲しむよりも、次にどうするか。それが俺ができることだからな。」
彼方さんはとても強かった。僕ならとてもこんなの耐えきれないと思うし、普通そうでしょ。だから、そんな彼方さんを、Aちゃんをーーー。
まふまふ「何1人で頑張ろうとしてるんですか!!僕も協力しますよ!」
そらる「え、いやでもこれはーー」
天月「ちょっと!!僕もだからね!!!こういうのは人数が多くてなんぼですよ!!3人いれば文殊の知恵ってあるじゃないですか!!」
まふまふ「そうそう!!だからゆっくり考えて、彼方さんやAちゃんが楽しめる人生を、一緒に探しますよ!!!」
212人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「歌い手」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
麗花 - 小学生生やすって…内容はいいけども…誤字多いのが欠点ですね。 (2019年8月19日 21時) (レス) id: 91777e8ddd (このIDを非表示/違反報告)
むにゃ - 夜遅くに更新だなんて…お疲れ様です。続き楽しみにしてます! (2019年5月4日 3時) (レス) id: 2cd0e5ea9e (このIDを非表示/違反報告)
むにゃ - お疲れ様です。男装少女は私の好みにドンピシャです。応援してます。 (2019年4月28日 15時) (レス) id: 2cd0e5ea9e (このIDを非表示/違反報告)
ムー - お疲れ様です。作る人がいれば発想が似てしまうこともあると思うので気にしない方が良いのではないでしょうか。これからも応援しています。 (2019年4月28日 1時) (レス) id: d9d57b1347 (このIDを非表示/違反報告)
腐ったわらびもち - お疲れ様です。頑張って下さいね。応援してますぞい。 (2019年4月28日 0時) (レス) id: 0d30fcd0a4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:れの | 作成日時:2019年4月21日 13時