【暗殺教室】男装少女は今日も素を出せない Part5【歌い手】

☆181時間目☆ ページ29

〜カエデ side〜


最初は上手く濁せると思った。でもいともたやすくバレていた。理由は花菜ちゃんがあの謎の天才小学生のMizuだったから。ってそこじゃないよね。



カエデ「確かに茅野カエデは偽名だけど、なんでそうなるの？触手なんて持ってるわけないよ？」


Sou「そうかな？前にぷるんぷるんの刃ならって言ってたの、あれ触手だよね？？」



『それも上手いこと殺気を潮田君といることで隠すんだからさすが天才子役。てか今ぐらいその演技やめたら？？』





あーあ、本当にバレてるよ。ま、いいか。





カエデ「大丈夫。そのうちこの茅野カエデとはおさらばするからね。で、どう手に入れたかって話だよね。なんで、二人がそれを気にするの？」



『そりゃ普通気になるっしょ？』



Sou「うんうん。殺せんせーに相当な因縁ありそうだもん。」




カエデ「因縁、かぁ。まぁ、その線だよ。ま、2人ならヒントがなくてもわかるでしょ？じゃ、私は先に教室戻るからね！！」






教室に戻る、ふりをする。何となく私の正体に気づいたのは別の理由がある気がしたから。するとーーー。





『どうする？茅野さんのこと、止める？』



Sou「止めるだけ無駄じゃない？？それよりこんなことがわかったよ。」




『へぇ、彼女の本名が雪村あかり？？……姉がかつて2週間だけE組の講師だった、か。』





Sou「そもそも月のもあの人の仕業で合ってるでしょ。」




『まぁね。でも彼女の姉が亡くなった原因が殺せんせー？？いや確かに因縁というか見事な復讐劇だけど、殺せんせーだって元は人間だから、あの人の被験者だよね。』




やっぱり、この2人も大概何か隠してる。出会った頃からそんな気はしてたけど、今ので確信した。私の計画の邪魔はしなさそうだけど、気をつけなきゃ。






--------ｷﾘﾄﾘ線--------
いわゆる五月病というより、寝る時間早めても睡眠不足で眠いというか、3時4時5時に目が覚めます。というより疲労的には今日が金曜日の気分です。5月になってようやくシフトが固定じゃなくて遅出→早出→中出のループになってるんですが、慣れませんね。しかも明日はクラス懇談なので帰宅時間が……ね？？まぁ、頑張ります。



ストック次第で土日にパート6にいけたらいいなと思いつつ、多分疲れ果てて無理な気がしますが(こら)

☆182時間目☆→←☆180時間目☆

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す