【暗殺教室】男装少女は今日も素を出せない Part5【歌い手】

☆165時間目☆ ページ13

〜まふまふ side〜





まさかこんなことになるとはなぁ、と思いつつーーー。



浅野「さて、ギャンブルといっても君ら2人を相手にする準備はしてなかった。何がいいかい？」


そらる「俺、空手でいいですよ。もしくは柔道。あ、でも人数がフェアじゃないんでまふまふが負けたら俺との勝負で。」



まふまふ「え、そらるさん！？」



浅野「別に私はそれで構わないよ。で、君はどうする？？」






どうするって、うーーん。僕ができるのって国語とまぁ音楽くらいで。あとはーーー。



まふまふ「まぁ、ここは暗殺教室ですし、これで決めません？？」




僕が取り出したのは殺せんせー物質でできた弾の入った銃………ではなくあるトランプ。一応元はテスト期間の時に僕がわかりやすく教える時に工夫したやつだけど。





まふまふ「理事長なら小細工なしで余裕で僕に勝ってそらるさんへの挑戦に辿り着きますよね？？僕が提案するのはーーーーー。」






〜貴方 side〜





いやwwまふ、まじかwww





業「あのトランプって、今回の期末テストに使ってたやつ？」



中村「あーあれね。あれは分かりやすかったよね？？」




まふが提案したのはババ抜き。つまりは運ゲーだった。ただし普通のトランプと違うのはーー。




杉野「俺らには確かに理解しやすかったけどあの理事長のことだし、すぐにペアで捨てれるカードわかるんじゃね？」





そう、ばば以外は絵柄ではなく問題と答えがバラバラにあること。自分の手札にそのセットが揃ったことに気づければ手札が減るという仕組み。E組生徒がやる分にはちょうど良かったこれ。でも多分あの顔は何か既に仕掛けてる。ま、高みの見物でもするか。

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