［デュラララ！］私は…貴方の力を愛してる［平和島静雄］

†デュラ夢！３† ページ4

〜東池袋中央公園〜

私と謎の男は、家の近くにある、

東池袋中央公園に来た。


というか、自己紹介すらしていない若い男に、

言われるがままついて来ただけなのだが。


あ「あの、一つ聞きたいんですが。私あなたのこと知りません。見たこともありません。ならば、なぜ知ってるんですか？」

？「え？だから、俺情報屋だもん」

あ「だから…なんですか、情報屋って？聞いたことありませんよ」


？「まあ、裏の仕事だし。それに俺は、池袋じゃなくて新宿で活動してるからね。でも、君のことはほぼ知ってるよ」

あ「っ…」

なんだか、寒気がした。

知らない間に、私のことが知られているだなんて。


すると、その男は私の腕を掴んだ。

あ「！？何をするんですか、離してください！」

そうやって腕を引こうとするが、片手で掴んでいるのにも関わらず、

私の腕はびくともしない。


？「ずっと、さ…。美麗ちゃんに触れたいと思ってたんだよね。」

あ「ず、ずっと…？」

？「まぁこれは、美麗ちゃんの部屋に侵入した謝罪？として…」

あ「！？や、やめてくださ…！」


男は、謝罪とか言って顔を近づけてきた。

この人、キスするつもりだ…！


私は目を瞑ろうとしたが、次に起きたことに目を見張った。

†デュラ夢！４†→←†デュラ夢！２†

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す