13: ページ15
敦とAは太宰に連れられ武装探偵社に向かう。太宰が云うには仕事を斡旋してくれるらしい
その間、敦とAは自分の好物について談笑する
「お茶漬けか…シャケが好きかもです」
「あぁ〜確かに美味しいもんね」
すると昨夜ぶりに聞いた国木田の声が飛んできた
「ここに居ったか!!この包帯無駄遣い装置!」
「……国木田君今の呼称はどうかと思う」
傷付いた太宰が顔を手で隠す。それを無言で見つめる敦とA。
「この非常事態に何をとろとろ
歩いて居るのだ。疾く来い!!
爆弾魔が探偵社に人質連れて立て籠もった!」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「嫌だァ………もう嫌だ………
全部お前等の所為だ…『武装探偵社』が悪いンだ!」
一人の青年がオフィスの真中で怒りを顕にしていた人質の女子学生が逃げれないように乱暴に引き寄せる
「社長は何処だ早く出せ＿＿＿
でないと爆弾で皆吹っ飛んで死ンじゃうよ!」
爆弾魔から見えないよう隠れる太宰。国木田。敦。A。
「あちゃ〜」
「怨恨だ」
爆弾魔は探偵社に恨みがあり社長に会わせないと爆破すると人質つきで脅してきたらしい。
色んな所から恨みをかっていると太宰は云った。
「うん…あれは
「…このフロアは吹き飛んでしまいますね、」
すると、行き成り太宰と国木田がジャンケンを始める。国木田が負けた。
国木田が青年を説得しようとするも、私怨を持っているだけあって社員の情報を持っていて、起爆装置を国木田に見せつけていた。
「却説、どうしたものか…」
太宰が敦とAを見てニタァと悪い笑顔をする。頬を引き攣らせる敦。コクンと頷くA
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「やややや、やめなさーい
親御さんが泣いてるよー」
「落ち着いて下さい…」
「な、何だアンタらっ」
顔の割れていない二人だからこそ出来る交渉役。
「騒ぎを聞きつけた一般市民です」
「やめましょうこんな事は」
「誰だが知らないが無責任な事を云うな!!
皆死ねば良いンだ!」
「…無責任?フフフフ、フフ、
それは其方の事を云うんですよ?」
笑いだし爆弾魔に微笑みかけるA。
突然のこと故に爆弾魔が固まった。
「え?」
Aは爆弾魔をツカツカと歩み寄り
室内を、臓腑を、凍りつかせるような声で怒りを顕にした。
「一般市民を巻き込むなよ莫迦なの?」
Aの淡紫色の目が真っ黒に濁った瞬間だった。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
ラッキー食べ物or飲み物
抹茶ラテ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 148人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
御影(プロフ) - 綾田さん» コメントありがとうございます！ (2023年1月10日 7時) (
レス) id: e37802ecfa (このIDを非表示/違反報告)
綾田 - 夢主がめっちゃかわいいっ！？です。どんな子なのかな？と読み進めてたら、好みドンピシャで……マジかわいいです。ありがとうございます。 (2023年1月9日 21時) (レス) @page13 id: 9d196278d5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：御影 | 作成日時：2022年5月29日 22時
