転生令嬢なので結末を変えてみました。 (ページ28)

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お喋りページ28

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ある日のことである。

　

公爵家の令嬢と伯爵家の令嬢が優雅にお茶を飲んでいるのだが

「「(とても気まずい...！！)」」

どちらも一言も言葉を発さないのである。

まぁ…ぶっちゃけどちらにもちゃんとした理由があるのだが。

　

「....アイリーン様は、これからどうするのですか？」

「私？」

「はい。だってクソ..いえ、セドリック様とのご婚約破棄、事業も横取りしたわけでしょう？」

クソ..と言いかけたところは気にしないでおこう。

　
彼女は一体どこまで知っているのだろうか。

A・シャントルイユは普通の令嬢とはかけ離れた存在であった。

令嬢なのに発明、実験好きという点においてはアイリーンと似たもの同士である。

そんな趣味を持つ彼女はよく虐められたりしていたとか。

それをアイリーンが助けてしまった故にA・シャントルイユは異常なほどにアイリーンと共にするようになった。

そんな普通の令嬢とかけ離れる、という言葉にはまだもう一つ理由がある。

それは、

モブとは言えないほどの美貌である!!

クロード様には劣るがモブとは言えないほどの容姿なのである。

ゲームには、髪色や髪型体しか映っておらず顔は映っていなかったのだ。

「アイリーン様、単刀直入に申し上げます！！

　私は貴方のことが大好きですので、何かあったら全力でお手伝いさせて下さい！！

　あと転生者です！！！！」

「...はい？」

「....あ。(口が滑ったー！！！)」

これから波乱なことが起きそうである。