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闇のち光 3 ページ17
中3の春
私は彼氏に呼ばれて待ち合わせ場所に向かっていた。
そこには彼氏の友達も含め4.5人いた。
皆でカラオケに行く事になったのだが、そこで何かを飲まされ眠ってしまった。
断片的に記憶しているのは体を這う複数の手と感触。
薬の効き目が切れてきた時、なんとか抵抗したがナイフで脅され私は心を手放した。
太ももにはまだその時切られた痕が残っている。
その男とは勿論別れたが、まさか再会するとは思わなかった。
Aはそんな事があったからもう誰かを好きになりたくなかった。
元彼がイケメンだったから、特にイケメンとは恋はしないと決めていたのだ。
バスコはAの話を黙って聞いていた。
「って、ごめんねー、会ってまだそんな経ってない相手のこんな重たい話…(苦笑)」
「いや、謝ることは無い。Aの事だから知りたかった。 話してくれて感謝する。」
「ありがとう。バスコは優しいね。さっきもほんとに…ヒーローみたいだった。」
「…。」
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作者名:まんちかん | 作成日時:2021年2月3日 17時