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闇のち光 4 ページ18
A、と名前を呼ばれたと思ったら
ふわっと抱き締められていた。
バスコ 「そんな事があっても前向きに生きているAは偉いぞ。
Aの強さこそヒーローに値する。
これからは俺がAを守ってやる。もうそんな思いはさせない。」
頭をぽんとされて上を見た。
(なんでバスコがそんなに切ない笑顔するの…。本当に優しいんだなぁ…。)
私はまた泣きそうになりながら、ありがとうと呟いた。
そのまま暫くバスコの腕の中で甘えさせて貰った。
(温かいなあ、なんだろ…すごい安心する…
…って!いつまでこうしてるんだ!?//)
「…、あ、ありがとね、もう大丈夫…//」(胸板を軽く押し)
「!す、すまん!」
バッと離れた体温が少し名残惜しかった。
自分から言ったのに。
でもなんだか心が軽くなった。
よし、落ち着いてきたし飲み物…って!
「あー!! 飲み物買い忘れたぁ!」
くそぅ…せっかくコンビニ行ったのに。
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作者名:まんちかん | 作成日時:2021年2月3日 17時