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「とにかく、私は行かないわ。学校での自分の仕事をきちんとしたいの。大体、教師をしろって言ったの赤井よ?」
「…どうしても一緒に来ないのか?」
「来ない」
「………」
赤井はAの首に触れる。
「ちょっと…なによ!」
「………」
ちゅ…
ちゅ…
「ん…やだ、赤井…っ」
赤井は顔を近づけるとAの首筋に口づけをした。
「お前はまたジンに攫われ、こうされるんだろうな」
そして控えめに舌を這わす。
「っ、んぁ…っ」
「その甘い声も……あいつに聞かせることになる」
ちゅ、ちゅ……
赤井は嫉妬もあるが、Aの身体に教え込むように触れている。自分の忠告を聞かないとどうなるかを。
「ふぁ…っやだ…っなんで…こんなこと……あ、んん…」
だんだんと下に口づけていき、Aのワイシャツの第二ボタンを外して胸元にも舌を這わす。
「やめてほしいなら……一緒に来い」
「…っ、こんなの、脅しじゃない…っばか」
「なんとでも言え。どうする…A。拒み続ければここで抱くぞ」
「っ!」
赤井が第3ボタンを外すとブラが見えてしまった。
「じ、じゃあ赤井が連絡入れてよ……学校に。そ、そしたら一緒に行く…から」
「わかった、いいだろう。適当に言っておく」
すると赤井はすぐ離れた。早速学校に電話する。
「はぁ…はぁ……」
「もしもし、皆月Aの夫ですが…」
(お、夫!?)
AはFBI以外では水無月ではなく皆月という漢字を使っている。しかも赤井は夫として電話している。Aはびっくりしていた。
「妻が盲腸になりまして。入院するんでしばらく休ませて欲しいんですが…」
(盲腸って…他にないの?)
「はい、はい…すみません、ご迷惑おかけします」
赤井は電話を切った。休んでいいらしい。
「これでいいな」
「なんで盲腸なのよ。それに夫って…」
「夫婦の方が俺が電話しても怪しまれないだろ?フ…これでお前は人妻だと思われたな。結婚指輪でもプレゼントしてやろうか?」
「い、いらないわよ/ でも結婚か…ウエディングドレス素敵よね。着てみたいな〜…」
「………」
「いずれ着れたらいいなぁ〜」
「ああ、俺も見てみたいよ。Aのウエディングドレス姿を」
「綺麗過ぎて目を開けてられないかもよーなんて!」
「それは困るな。目つぶしをくらった気分になりそうだ」
「フフフ…」
Aの笑顔は赤井の癒やし。
「さっきは悪かった。もうしない」
「うん…いいよ。私も言う事聞かなくてごめんね」
お互い謝ったところで、二人はアメリカに戻ったのである。
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touko(プロフ) - Yumiさん» 赤井さんかっこいいですね!私も早くくっつけたいですがまだ先になりそうです(笑) (2020年2月17日 22時) (レス) id: bc4bf8fc59 (このIDを非表示/違反報告)
Yumi(プロフ) - 赤井さんかっこいい!早く付き合ってー!! (2020年2月17日 22時) (レス) id: 21adf2ae7d (このIDを非表示/違反報告)
ひな - はい!はじめましてです!分かります(*´ω`*) 赤井しゃんカッコイイです。一緒ですね♪ (2020年2月5日 1時) (レス) id: 623759395b (このIDを非表示/違反報告)
touko(プロフ) - ひなさん» はじめまして!赤井さんかっこいいですよねっ!私も大好きなキャラです(*´∀`*) (2020年2月4日 21時) (レス) id: bc4bf8fc59 (このIDを非表示/違反報告)
ひな - 私も赤井しゃん好きなので嬉しいいです! (2020年2月4日 19時) (レス) id: 623759395b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:kyoko. | 作成日時:2020年2月3日 14時