34. america ページ41
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それからさらに１年経った頃。
「A、ジョディからの要請でまたアメリカに戻る。ベルモットの追跡が手こずっているようだ」
赤井はまたアメリカに戻ると言う。Aは見送りの言葉を贈り、ひらひらと手を振る。
「いってらっしゃい。くれぐれも殺されないようにね」
「"いってらっしゃい"じゃない」
「？？」
「一緒に来い」
「えー私は無理よ！学校休むのは難しいわ」
「いや、絶対に連れていく。去年のようになるのはごめんだ」
赤井は去年残れと言ったが、今回は絶対連れていくと断言。
「大丈夫だってー！ちゃんと自分の身は守るわよ。去年はほら、修学旅行だったから銃は持ってなかったけど今回は違うから」
「駄目だと言ってる」
「大丈夫だって言ってるの！私がいると足手まといになるでしょ！」
「言う事を聞け」
「無理よ、休めないわ」
「………」
Aは赤井の言うことを聞かない。赤井の顔色が変わる。
「……また、ジンにああいう事をされたいか？」
「え…？」
ドンッ
「きゃ…！あ、赤井？なによ…」
壁ドンされ、赤井が壁に両手をついた。Aは逃げ場を失くした。
「あいつはお前を間違いなく気に入ってる。もし俺が日本にいないことを知れば、襲ってくるぞ。お前はまた抱かれてもいいというのか」
「……いいわけないじゃない！ジンはあんたを殺そうと、あんたを捜してるんでしょう？」
「そうかもしれんが、今の標的は俺とお前だろう。俺の事は殺すだろうがAの事は自分の女にでもしようとしているのだろうからな。その場であいつが殺さないっていうのは、気に入った女でもない限りまずない」
ジンがAを殺さなかった理由は自分の女にしたいからだと赤井は思った。
「………どうやって赤井が日本にいないことが分かるっていうのよ」
「……お前はバカなのか？組織のやつらがいるのは日本だけじゃないだろう。俺がアメリカにいると分かればヤツの仲間が伝えるに決まってる」
Aが帝丹高校の教師ということを知っているのでジンはその気になればAを狙いさらうはずだがこの1年、それが一度もなかった。
その理由は赤井がいるからであり、彼女をさらっても必ず助けにくるから。もし赤井がまた海外に行ってしまえばジンはAをさらうかもしれないと赤井は心配した。
それを全く解ってないので赤井は腹が立ったのだ。
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touko(プロフ) - Yumiさん» 赤井さんかっこいいですね！私も早くくっつけたいですがまだ先になりそうです（笑） (2020年2月17日 22時) (
レス) id: bc4bf8fc59 (このIDを非表示/違反報告)
Yumi(プロフ) - 赤井さんかっこいい！早く付き合ってー！！ (2020年2月17日 22時) (レス) id: 21adf2ae7d (このIDを非表示/違反報告)
ひな - はい！はじめましてです！分かります(*´ω｀*) 赤井しゃんカッコイイです。一緒ですね♪ (2020年2月5日 1時) (レス) id: 623759395b (このIDを非表示/違反報告)
touko(プロフ) - ひなさん» はじめまして！赤井さんかっこいいですよねっ！私も大好きなキャラです(*´∀`*) (2020年2月4日 21時) (レス) id: bc4bf8fc59 (このIDを非表示/違反報告)
ひな - 私も赤井しゃん好きなので嬉しいいです！ (2020年2月4日 19時) (レス) id: 623759395b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kyoko.
| 作成日時：2020年2月3日 14時
