summer vacation.01 ページ36
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7月下旬───
終業式、大掃除が終わり夏休みがスタートする。
「明日からテニス部は3週間の合宿ね越前くん」
「うん、頑張らないとね。
合同合宿だからキツそうだけど」
「各学校のテニス部の子達ね。大変そう」
テニスコートに来ていたAは
リョーマと話していた
「アンタも来る？実際見てみたらいいじゃん。
どれだけキツそうなのかをね」
「私が行けるわけないじゃない、
マネージャーじゃないんだからさ」
「夏川先輩よりA先輩の方がよかったな。
マネージャー…」
「え？」
「何でもない」
「そういえば今日、麻沙美を見てないんだよね」
Aがリョーマにそう喋りかける
「ふーん。手塚部長にひっついてるんじゃない？」
「ここにいたか」
「あ、部長」
噂をすると現れた手塚
じっとAを見ている彼は何かいいたげ
「ん？どうかした？」
手塚の方を見るA
「……一生の頼みがある」
「え？」
「水野」
「なに？手塚君」
「夏川が高熱で合宿に来られなくなった。
急遽、お前に合宿中テニス部のマネージャーを
してもらいたい。頼む！」
「え、私が？；」
麻沙美は今日体調不良で休みだったらしい。
不二の情報だと原因不明の高熱だという。
(同じクラスなので)
「合宿の費用は後でなんとかしよう。だから
一緒に行ってはもらえないだろうか」
「手塚部長、それ俺も賛成っす。A先輩、
マネージャーしてよ」
「合宿の費用はなんとかって…駄目だよ、行けないよ」
「だがマネージャーは必要だ。俺が頼めるのはお前だけだ
竜崎先生にも許可をもらっている」
「マネージャーをすることは構わないけど、
私一人で決められないから…」
「ではご両親には俺が頼みに行く。
水野、お前の父親と母親は何が好物なんだ？」
今日手塚は部活が終わった後で、
Aの両親に会いに行くという。
手ぶらでは駄目だと思い、両親の好物を聞いてきた
「え？」
「なんでそんなこと聞いてるんスか？」
「手ぶらで行くわけにはいかない。
だからご両親の好きな物を聞いてそれを用意する」
「そこまでしなくてもいいよ？それにお金だって…」
「俺は自分のお金はある程度貯めてある。
心配はいらない」
「ていうか部長、そこまでしてA先輩に
来てほしいと思ってるんスね」
「………」
なぜかそこで黙ってしまう手塚。
マネージャーが必要なのは本当だが、
やんわりと断っていたAをかなり説得している
(確かになぜ俺はここまでして水野を説得しているのか…
離れたくない……のか)
黙ってしまった理由はこう考えていたから
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赤 - 声のほうの小説も続きが見たいです… (2020年7月18日 0時) (
レス) id: 8e11450e23 (このIDを非表示/違反報告)
yukinem(プロフ) - 更新ありがとうございます！！！楽しみにしています！ (2020年5月22日 23時) (レス) id: 306a0f46b6 (このIDを非表示/違反報告)
touko(プロフ) - うたプリ大好き?さん» お返事遅くなりました！少しずつ更新していきます！ありがとうございますっ (2020年5月22日 23時) (レス) id: 4e969b708c (このIDを非表示/違反報告)
touko(プロフ) - yukinemさん» お返事遅くなりました！ありがとうございます！！ (2020年5月22日 23時) (レス) id: 4e969b708c (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています！更新停止状態のままですが更新はされるのでしょうか？ (2020年1月16日 2時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：touko.
x他1人 | 作成日時：2019年6月7日 20時
