ゲゲゲの鬼太郎九狐の妖姫 (ページ20)

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戦慄！見上げ入道…2 ページ20

二人のやり取りをホッと安心しきった表情で見つめる…が鬼太郎だけは険しい顔をしていた

A「あ、おやじ様？どうして私は助かったのでしょうか？」
目玉おやじ「お前の母君、練華様譲りの聖なる妖気のお陰じゃ」

Aは自分の胸を手を添える。

昨晩、Aは矢に刺された…が聖なる妖気によって体を貫かなかったのだろう

目玉おやじ「母君に感謝じゃな」
鬼太郎「誰が矢を打ったんでしょう？」

Aは鬼太郎にちゃんちゃんこを返し、Aは解かれた髪を赤紐で結び直し、鬼太郎もちゃんちゃんこを着直す

目玉おやじ「それが謎じゃ…」

みんなは打ってきた矢を見つめると矢の先に模様が書かれていた

鬼太郎「何か彫ってありますね？」
目玉おやじ「五芒星じゃ。ただの星のマークでは無い」

Aは矢を手に取りマークを見つめ、みんなも同様にマークを見つめる

目玉おやじ「万物を生み出す五行の流れなのじゃ。逆さまにしてみぃ？」

目玉おやじに言われた通り矢を逆さまにする

目玉おやじ「そうなると意味が変わる」
A、鬼太郎「「…」」

目玉おやじ「悪魔じゃ。逆五芒星は地獄との繋がりを表す。それを矢に刻み、お前を狙ったんじゃ」
A「…私を」