ゲゲゲの鬼太郎九狐の妖姫 (ページ21)

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戦慄！見上げ入道…3 ページ21

そんな時、猫の鳴き声と共にドタバタと音がしてきてた

「「「「ん？」」」」

バサっ！と入り口の藁が開くと息を切らした猫娘がやって来た

「「「「あ…」」」」

猫娘「はぁ…はぁ…A、死んだって！？」
目玉おやじ「生きとるわい！！」

猫娘は、ホッとした後顔を赤らめ直ぐにクールな顔へ変わる

猫娘「…死んで無いんだ。つまんない」

そう言い残し猫娘はその場を去って行った

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ー森ー

「豊かな自然ねぇ…」

不機嫌そうに森を歩くねずみ男

ねずみ男「ケッ！自然が何してくれるってんだ？金がなる木が生えてるのか？花なんて腹の足しにもならねーんだよ！」

ねずみ男はその場に咲いてあったタンポポを蹴る。歩いていると岩に封印札が貼られていた場所でトイレをし、段々と札を濡らしていきペラっと剥がれる

「おい！」

突然声が聞こえねずみ男が辺りを見渡すと誰も居らず、「こっちだ！」と呼ばれ下を見ると小さい妖怪がいた

ねずみ男「あらー、またちっこい妖怪だな。小便で流してやろうか？」

ねずみ男はからかう様に妖怪の周りにチョロチョロとかけてくる…が

「わしはちっこい妖怪では無いぞ」

妖怪が息を吸うと段々と巨大になっていきねずみ男は驚き後ずさる

「わしは見上げ入道だ」
ねずみ男「ひぃ！いぃ、命ばかりはお、お助けを！お見上げ入道様！！」