許容量…4 ページ28
その言葉を聞きAは目を開き、更に抱きしめる力が強くなる。
五条「だから…帰ろう。みんなが待ってる」
A「私は…どうしたらよかったの」
そう言いながら目を閉じるAに対し五条は悲しげに瞳を揺らしていた。
五条「んなこと俺が知りてぇよ…馬鹿。
でも、一つ言えることは…、
俺はお前が生きたいと言ってくれて嬉しかったんだ」
伝えたいことは伝えたとしても今のAには届かない。″普通″の女の子として生まれたら五条は恋を知ることもなかったし、こんなに一途に人を好きになるということの素晴らしさを…知ることはなかった。
五条(それなのに……俺は)
ー誰か……、
……助けてー
微かに聞こえた呪いの最後の言葉……五条は悲しげに…そして、罪悪を抱いて一筋の涙を流す。
その涙が落ちた瞬間辺りが光に包まれた。
・
・
・
・
目を開けると腕の中ではAが微かに息を吹き返していた。
五条「……」
腹部の種子は許容量を超えた呪いが消えたことで枯れてしまい、安心したかのようにフーッと息を吐くが、すぐに負の感情の影響を受けたのか、ズキリと胸を痛める。
五条「……ごめんなA」
表情に影が差し込みAを横抱きにして家入の元へと歩き出す。
五条「俺は、こいつのために何をしてやれたんだろうな…傑」
ーーー
重く重く言ってたけど…重いのか？
あんまり重くなかったと思ってしまいました…。
期待させておいてすみませんでした。
相変わらず口調もおかしいような…書いてて「あれ？」ってなる。
夢主ちゃんも五条先生に対して初めての敬語なしです。これは、昔の名残…のようなものです。
次回も、オリジナルなのでよろしくお願いします！
時の流れとかは無視してます…話が進まんので。
勿忘草からでした！！
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プスメラウィッチ - 勿忘草さん、この小説は渋谷事変編は曲げて欲しいです。できれば五条悟は封印しないで欲しいです。お願い出来ますか(＞人＜;) (2021年9月2日 5時) (
レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
key - いつも楽しませてもらってます。 (2021年8月29日 15時) (レス) id: 007fbd0124 (このIDを非表示/違反報告)
ぷっしー(プロフ) - はじめまして。面白くて一気に読んじゃいました。更新を楽しみにしてます。頑張ってください。 (2021年8月22日 8時) (レス) id: c013908320 (このIDを非表示/違反報告)
Kazunoko(プロフ) - 初コメ失礼します！Kazunokoと申します。いつも楽しく読ませていただいてます！シリアスで重い展開、好きなのでありがたいです！これからも楽しみにしています！頑張ってください！ (2021年8月21日 19時) (レス) id: 38c9d09af9 (このIDを非表示/違反報告)
識(プロフ) - ほんっとうに面白いです！！！応援してます！！ (2021年8月18日 14時) (レス) id: 8de27f30e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：勿忘草
| 作成日時：2021年8月9日 15時
