輪廻眼の姫君3 【呪術廻戦】

告白…1 ページ29

ー五条sideー


硝子の治療を受け…まるで死んでるかのように安らかに寝息を立てているA。そんな、眠っている彼女を見て僕は生きた心地がしなかった。



外した目隠しを取り付け忘れるくらいにまで。



硝子「五条、あまり気に病むな。死んでるわけじゃないんだ…」
五条「うん…」
硝子「Aが目を覚ました時、お前がそんな顔をしてちゃ、それこそ彼女が心配するぞ」


分かってる…僕の顔を見てこの子はきっと……自分のせいで僕にこんな顔をさせてるんだと思い不安要素にしてしまう。


そんなこと……思わせたくないのに。






ーーー


A「私のせいで…私が生きてることで誰かが傷つくくらいならっ…、




あの時…生きたいって選択、しなければよかった！！！



先生を好きにならなきゃよかった！！！







私が化物だからみんな…。









私は……生まれてよかったの？






……教えてよ…誰か。









なんで私は普通に生まれてこられなかったの…？





なんで…化物として生まれたの？








私は…どうしたらよかったの」





ーーー

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