～あの夏、冒険の世界で恋をする～ファイル島編3 (ページ13)

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出航（たびだち）・新大陸へ！…1 ページ13

老人は太一達を見てデビモンを倒したことを褒めていた。

太一「お前は誰だ！」
ヤマト「デビモンの仲間か？」
「心配せんでいい。わしはお前達の味方じゃ」
空「私達の他にも、この世界に人間がいたなんて」
「じゃが、わしは人間であって人間でない」ミミ「お化けなの？」

ミミの発言に気を悪くし一瞬、ミミを見つめる。

「わしの名はゲンナイ。今までデビモンの妨害があって中々、通信できんかったがやっと会えたのう」

光子郎「通信ってどこからしてるの？」
ゲンナイ「ここ、ファイル島から遠く離れた海の向こう″サーバ大陸″からじゃ」
空「ゲンナイさんは、いつからそこにいるの？」
ゲンナイ「わしは最初からこの世界におる」
ミミ「おじいさんが私達をここに呼んだの？」
ゲンナイ「わしじゃない」
ミミ「じゃあ、誰が？」

ゲンナイ「それは…

……知らん」

待っていたゲンナイの答えに太一達は不満の声を上げる。

A「あの…どうすれば太一達が元の世界に帰れるのか知ってます？」
ゲンナイ「それも…知らん」
太一「なんだよ！頼りになんねぇ、じいさんだな！」
ゲンナイ「じゃがわしは、お前達を頼りにしとるぞ」