電光！カブテリモン…7 ページ7
アンドロモン「機械に紛れ込んだ黒い歯車を取ろうとして、あんな事になってしまった」
太一「黒い歯車？」
空「また？」
アンドロモン「助けてもらったのに本当に申し訳ないことをした」
アンドロモンが悪いことをしたと思い謝るが太一達は気にすることはないと優しい笑みを浮かべる。
アンドロモン「君達の疑問に答えてあげたいが、私も答えを知らない。その代わり、ここから出る方法をアドバイスできる…地下水路を行くといい」
A「ありがとうアンドロモン」
アンドロモン「姫君や君達の幸運を祈る。無事、元の世界に帰れるように」
アンドロモンの言われた通り地下水路へと降りるA達。
ヤマト「なんかジメジメして気持ちの悪いところだな」
太一「あぁ」
A「ねぇ光子郎。さっきパソコンでテントモンを進化させたんだよね？」
光子郎「いや…あれは…」
光子郎はAのペンダントの光を浴びて…まるで、聖なる光の加護があったおかげで進化できたように感じた光子郎。
A「…ん？」
光子郎「あ、ううん。なんでも…それで？」
A「えっと…パソコンでまだ進化してないパタモン達も進化させられないかなって思って…」
まだ進化していないゴマモン、パルモン、パタモンを進化させられないかと問いかけると光子郎の探究心がくすぐられる。
光子郎「できるかもしれないな！」
タケル「本当！？」
光子郎はパソコンのキーボードを打つと、急にパソコンの電源が落ちてしまい使えなくなってしまった。
光子郎「あれ？おかしいな…」
テントモン「なんです…壊れましたん？」
光子郎「じゃないと思うんだけど」
太一「そういう時は叩くに限る！」
アグモン「そうだ！」
同じ考えを持つ太一とアグモンが光子郎を挟み撃ちにし同時に叩こうとしたが、光子郎が避けたせいで、太一とアグモン…互いの頬を殴ってしまった。
空「アンタ達の能天気は叩いたって治らないって！」
そこを出ると光子郎のパソコンが使えなくなった…
それが、この世界とAの謎を解き明かす鍵であったとはまだ誰も気付いていなかった。
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作者名：勿忘草
| 作成日時：2021年1月12日 16時
