～あの夏、冒険の世界で恋をする～ファイル島編2 (ページ20)

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咆哮！イッカクモン…4 ページ20

目玉焼き、卵焼き、茹で卵を食卓に並べみんなで囲って食していたが、丈だけは箸が進んでいなかった。

A「丈、食べないの？」
丈「ぁ…家に帰ればこんな苦労しなくていいんだな…って思ってさ」

周りがシーンっと鎮まり、丈の発言でみんな、家が恋しくなってしまったのだ。

ミミ「私、お家に帰りたい…」
タケル「みんな、どうしてるかな？」
光子郎「あれからもう、４日も経ってるんですよね…」

空「ねぇ、みんな！目玉焼きには何かけて食べる？」

暗い雰囲気を察した空が場を和ませようと目玉焼きに何をかけるかを聞いてきた。

丈「目玉焼きには塩コショウって決まってるじゃないか！」
太一「俺、しょうゆ」
ヤマト「マヨネーズ」
空「私はソース」

光子郎「僕は、ポン酢を少々」

ポン酢と光子郎が答えた瞬間、太一やヤマトは苦笑いを浮かべ、タケルは気持ち悪そうに顔を歪ませる。

太一「へへ……」
ヤマト「ポン酢ねぇ…」
タケル「気持ち悪い…」

ミミ「みんな変よ！やっぱり目玉焼きっていえばお砂糖よね！私その上に納豆をのっけたのも大好き！」

空「納豆…？」
タケル「それ変すぎだよ…」

丈「みんなは目玉焼きにそんな変なものかけるのか！？ショックだ…日本文化の崩壊だ！」

丈がこの世の終わりと言いたげに頭を抱えてショックを受けていた。