蒼き狼！ガルルモン…5 ページ29
ミミ「いつもならベッドで眠れるのに…」
空「寝るところが見つかっただけでもラッキーだと思わなくちゃ」
光子郎「おやすみなさい」
みんなが目を閉じ眠りに入り、Aはヤマトの側に寄りかかりながら目を閉じていた。
ヤマト「ガブモン」
ガブモン「え？」
ヤマト「お前、タケルの側にいけ」
ガブモン「なんで？」
ヤマト「お前の側だと暑苦しいんだよ」
ガブモン「へぇ〜、タケルをあっためて欲しいのか」
ヤマト「そんなこと言ってねぇだろ！」
ガブモン「照れ屋なんだから」
ヤマト「それはお前だろ？」
ガブモンがタケルの側に寄り添い眠っていると、薄っすらと目を開けたタケルと目が合い、頬を染め顔を背ける。
タケルがまた眠ったと確認し、外に出ようとしていた。
A「ヤマト？」
ヤマト「少し風に当たってくる」
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路面電車のライトが消え、見張りをしていた太一は大欠伸をしていた。
アグモン「眠ったら見張りしてる意味ないよ？」
太一「っ〜、眠たいな…顔でも洗ってくるか」
太一が足場に埋められた葉っぱのようなものを踏んでいき、その葉っぱのようなものが揺れ、水面から気泡が出る。
だが、そのことに気づく者はいなかった。
太一「ん？誰だ？」
太一が顔を洗っていると人の気配を感じ、振り向くとヤマトが佇んでいた。
ヤマト「眠れなくてさ…さっきは悪かった」
太一「いや、俺も…」
ヤマト「俺、いつもこうだから…だから、タケルもお前の方に懐くんだろうな」
太一「あのさ、タケルとお前って…」
ヤマト「兄弟だよ。親が離婚したから別々に暮らしてるんだ」
無神経なことを聞いたと思い気に病む太一…すると、ヤマトはどこかへ走っていった。
見張り番に戻るとハーモニカの綺麗な音色が響き渡っていた。
A「いい音色だね」
路面電車で寝ていたはずのAがヤマトの元に歩み寄り、隣に座ってはハーモニカの音色を聞いていた。
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美月 - 蒼き狼！ガルルモンの回でガルルモンのフォックスファイヤーがボクスファイヤーになってました。初投稿で失礼しました。 (2021年7月25日 18時) (
レス) id: 36990451b2 (このIDを非表示/違反報告)
ajsmutu0623(プロフ) - ヤマトと恋愛関になってほしいな (2021年1月28日 22時) (レス) id: 910738a047 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：勿忘草
| 作成日時：2021年1月1日 17時
