Episode Dream 重なる二つの想い…3 ページ8
自分の事を言われたのかと思っていると…ギルガメッシュは直ぐに悟ったのか違うと否定する
ギルガメッシュ「お前にではない。今も尚、お前を呪縛している神々にだ」
A「ぇ…？」
ギルガメッシュは1歩…また1歩とAに歩み寄り俯いた頬に手を添える
ギルガメッシュ「良いかA…人でも神でも…創造神でも幸せになるのに資格など要らぬ。もし、己の罪で嘆いているのであればそれこそ不敬極まりない。
我もそして民もお前を恨んでおらぬ」
A「そんなの…分からないでしょ」
ギルガメッシュ「では、貴様が見てきた者達は如何だった」
ギルガメッシュの問い掛けにハッと目を開く…最後の最後まで自分を信じてくれていたシドゥリ…殺されそうになっても自分を引き戻そうとした藤丸達…沢山の人々…それを思い出し震えていた体が和らぐ
ギルガメッシュ「お前が見てきた者達はお前を恨む目であったか？」
A「っ…」
ギルガメッシュ「確かにお前のした事は許し難い行いだろう…だが、それら全てを見て、感じた我らは…我は…お前を赦すのだ」
A「私を…赦すというの？」
ギルガメッシュ「例え全ての民、全ての人類が赦さずともこの我が赦す」
ゆっくりと顔を上げ今にも泣きそうな表情にギルガメッシュは愛おしい顔でAを優しく抱き締める。そのあまりの優しい包容力に涙が溢れ出てくる
ギルガメッシュ「もう一度言ってはくれぬか？」
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ニルヴァーナ(プロフ) - 本当に面白くていつも更新を楽しみにしていたので完結してしまって少し残念のような気もしますが今までありがとうございました。この後のカルデアでの2人の日常も見てみたいです。 (2020年9月26日 22時) (
レス) id: ddb888b3a8 (このIDを非表示/違反報告)
不思議の国の有栖さん(プロフ) - めちゃくちゃ面白かったです。今までありがとうございました (2020年8月10日 12時) (レス) id: a768fd0174 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：勿忘草
| 作成日時：2020年7月23日 17時
