【Fate/GrandOrder】賢王と創造神の愛惜Session2 2 (ページ45)

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Episode18 絶対魔獣戦線メソポタミアI…1 ページ45

ラフム「離セ！汚ラワシイ偽物ガ！！」
ゴルゴーン「ほざくな」

向かって来るラフムをゴルゴーンの蛇髪が一歩早く噛みつく

ゴルゴーン「自我のない泥風情が」
マシュ「如何して…」
藤丸「俺達に力を貸してくれるのか？」
ゴルゴーン「力を貸すだと？」
藤丸「あぁ！此処でティアマトを…

「むしろ、貴様達は邪魔者だ」」

マシュ「邪魔？」

ゴルゴーン「貴様は盾を持ち上げる事も叶わず、マスターに至っては指先を見よ。もはや魔力不足で壊死する寸前ではないか。ティアマトの翼は私が砕く。血を這うのは奴の方だと教えてやらねばな」

藤丸「っ…分かった。此処は任せるよ」
ゴルゴーン「…任される事など何もない」

ゴルゴーンは俯く…すると、その仕草を見て藤丸は目を開く

ゴルゴーン「早く行け」
藤丸「……うん。ありがとう

さよなら」

藤丸はそれだけをゴルゴーンに言い残し翼竜にウルクへと向かわせる

マシュ「先輩…待って下さい先輩！あのゴルゴーンさんはアナさ…「マシュ！」」
藤丸「…分かってる」

藤丸もあのゴルゴーンは良心であるアナ自身だと気づいておりマシュは涙を流した

ゴルゴーン「さよならは言えませんでしたか私にはこれで十分です。ごめんなさい…貴方達にはこの姿を見せたくなかっただけ、きっと余計な瑕を負わせてしまうから」

ティアマトを拘束していた髪の毛を無理矢理引き千切りゴルゴーンは閉じて目を開けティアマトを睨む

ゴルゴーン「けれどティアマト神、貴女には本当の傷を与えましょう！

大いなる蛇身となって大地の竜を地に落とす！

全てを溶かせ！

強制封印・万魔神殿(パンデモニウム・ケトゥス)！！！」

ゴルゴーンは渾身の力で宝具を使いティアマトに向かって放つ。ヒビの入った大角を折り…そして、力を使ったゴルゴーンの体が光に包まれる

ゴルゴーン「お花…ありがとうございました」

ティアマトは大角を折られたのみで無傷となっていた

ロマ二「駄目だ…飛行は封じたが黒泥を生み出す限りウルクへの進行は止まらない！」

ギルガメッシュ「二柱の女神め、考え得る最大の戦果を出しおって。女神にもマシな連中がいるという事か……後は」