【Fate/GrandOrder】賢王と創造神の愛惜Session2 2 (ページ35)

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Episode17 原初の星、見上げる空…3 ページ35

北壁では、イシュタルが一休みしておりマシュが差し入れをしに来ていた

イシュタル「藤丸は？」
マシュ「寝室のお掃除をなさっていましたが今頃は一休みされているかと」
イシュタル「何それ…今更掃除？」

マシュ「先輩なりのお礼なんだと思います。ウルクの皆さんへの…。

先輩は、ウルクが滅びる未来も考えていなければ、去る事を空く感じてもいない…なので、いつも通り振る舞われているのかなと」

図太い藤丸とは対局的にマシュは少し違う雰囲気である事に気づいていたイシュタル

イシュタル「戦いが怖いでしょ？未だに慣れていないんじゃない？」
マシュ「はい。でも…その点に関して私は、もう問題視してはいません」

ーーー

レオニダス「貴女が戦いを恐れるのは、大切なものを多く知っているからです。

その心が自らの恐怖で折れない限り…

貴女の盾は何者にも汚されない。

負ける事はないのです」

ーーー

イシュタルは指を鳴らし明かりを消しては空を見上げる

イシュタル「あの光と同じね。遥かな過去、遥かな時代に輝いた誰かの人生…それを何千年も経った今、受け取る。良い旅ね」

マシュ「はい。とても良い旅です」