【Fate/GrandOrder】賢王と創造神の愛惜Session2 2 (ページ15)

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Episode15 目覚め…4 ページ15

ラフム「オマエ…オマエ…オマエクルッタ！？」

ラフムが1体のラフムに向かって行き相討ちで互いの体を貫き倒れる

A「貴女…助けてくれたの？」
「A…」
A「っ！…貴女は」
「アリガトウ…」

ラフムがAにアリガトウ…と一言だけ言い動揺したAは何故助けたのか問い掛ける。すると、ラフムはAの頬に手を添える

「幸セニ…ドウカ、親愛ナル友…A。貴女ハ孤高ノ王二、人生ヲ道ヲ…愛ヲ与エマシタ。貴女ノ死ヲ嘆カナカッタ者ハいなカッタ。貴女ノ死ヲ忘レル者ハいなカッタ。私モ…ダカラ如何カ幸セニ…A。美シイ…我ラガ女神」

ラフムはAの頬、頭を撫で体が崩れていく

「アァ…良カッタ。アリガトウ、言エテ良カッタ。アリガトウ…アリガトウ

アリガト…ウ」

そして、ラフムは力尽き消えてしまった。ラフムが消えAの頬に一筋の涙が流れ指で触れると止めどなく溢れ出て来る涙…。

そして、知らない筈のギルガメッシュとシドゥリとの記憶が脳裏に過ぎる

A「何なの…コレっ。

私は…貴女の事なんて知らないのに、如何して…。

如何して…貴女の名前も顔も…分かるのっ。

ありがとうなんてっ…貴女に言われる資格、私には無いのに…

っ……あぁぁぁぁぁっ！！！！」

Aは悲しみの淵に落とされる様な感覚になり絶句した