【Fate/GrandOrder】賢王と創造神の愛惜Session2 2 (ページ11)

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Episode14 新しいヒトのカタチ…11 ページ11

沢山のラフムを盾で倒していくマシュであったがあまりの数に手こずっていた。そして、マシュに詰め寄るラフムの足元が光った瞬間、天の鎖がマシュを囲むラフムを一掃し、Aが降り立つ

A「何をしてる…旧人類を集めて何をしているのアナタ達は！これじゃあ旧人類…いえ、魔獣以下よ！こんな粗悪品が姉弟なんて嘆かわしい……けど良いわ。私が指揮をする。それに従いなさい！」

ラフムに背を向け藤丸達と対面するA

藤丸「姉弟？」
A「貴方達のいう姉弟とは違うけどね。同じ母から創り出された生命なの。形は違うけれど同類…というヤツよ」

藤丸「A！君は、ティアマト神の子じゃない！」

A「またその話？一体何を根拠に…」
マシュ「冥界でギルガメッシュ王が仰っていました。Aの遺体や魂が消えていたと」

イシュタル「貴女は誰から生まれたものでもない。ティアマトから生み出されたラフムとも、この地に住む人間とも違う。貴女は…偽りの心を入れられたA神そのもの！貴女なら本当は分かるはずよ。本当に居るべき場所が何処なのか、側に居るべきなのが誰なのか！！」

Aはふと振り向きラフムを見つめた瞬間、一瞬、知らない記憶が流れズキッと頭が痛みだし手で抑えながら直ぐに藤丸達を睨む

A「っ…下らない。例えそうだとしても私がティアマト神の子供である事に変わりないわ。ティアマト神の為に動く創造神…私はそれだけ……っ！！」

鋭い突き刺す音がAの言葉を遮られ後ろにいたラフムがAの胸元を突き刺し上げた

藤丸「っ…A！！」
A「っ…ゴホッ」

ラフム「オマエハ、トテモツマラナイ」