Episode7 魔獣母神…8 ページ36
静寂が走る中、Aが溜息を吐き藤丸達は驚きながら振り向く
A「なんとか帰ってくれたわね…。聞き分けのない親を持つと苦労する。子は親を選べないからね。そうは思わない？藤丸立香」
藤丸「如何いうつもりだ！A！」
A「如何いうつもりも何も、貴方達を助けてあげたのよ」
藤丸「何！？」
A「今、此処で人間を皆殺しにしてしまえば他の二柱の女神は本気になるでしょうしね」
Aがゴルゴーンを撤退させた理由を聞いたマーリンは成る程と納得した
マーリン「で、君は本物のアフロディーテなのかい？君の言うある人とは一体誰の事なのか、そろそろ教えてもらえるかな？」
マーリンの問い掛けにAはフッと笑みを浮かべる
A「旧人類を滅ぼし貴方達に替わって世界を統べる。人のプロトタイプ…。
我は、キングゥの意思を受け継ぎし女神・アフロディーテ神！」
ロマニ「き、キングゥ！？バビロニア神話においてティアマトの子らを率いた神か！」
A「私は完璧な次の世代の人類を率いる女神。だからね、保証するわ」
Aは藤丸に歩み寄り藤丸の顎をクイっとAの顔に近づく様に上げられる
A「人類は滅びない。人理はここから再開されるの。貴方達の歴史は私が引き継いであげる」
藤丸「っ…そ、そんな事！」
Aの手を振り払い殴ろうとしたが緩やかに避けられる
藤丸「くっ…！」
A「無に還る歓びが貴方達に与えられた最期の救いよ」
宙に浮き、Aの笑い声と共にその場から去って行った
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絡繰ドール - えっ、めっちゃキュンキュンする.....。更新頑張ってください！物凄く面白いです！！ (2020年4月17日 11時) (
レス) id: 7c8df2151c (このIDを非表示/違反報告)
紅音(プロフ) - 更新頑張ってください！楽しんで読んでいます (2020年4月11日 16時) (レス) id: db2427acd3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：勿忘草
| 作成日時：2020年4月4日 0時
