Episode5 天命の粘土板…8 ページ11
マーリン「さて、小さな市とはいえ目的の粘土板を見つけるには少々広すぎる。幸い魔獣は入って来ないし、手分けして探すとしよう」
マーリンが手分けして探すのが妥当だと考えたがマシュは藤丸の側を離れる訳には…と手分けには少し反対気味だった
藤丸「大丈夫だよマシュ。時間をかけ過ぎて夜になっちゃったら、それこそ大変だよ」
フォウ「フォーウ！」
藤丸「フォウ君もいるしね」
マーリン「あぁ。此奴はこう見えてピンチになったらやる奴だ」
マシュ「…はい」
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手分けをしていた藤丸は家の中を探していた
藤丸「まるで時間が止まったみたいだ…」
すると人影らしき物を見た藤丸は急いで追い掛け広い場所にやって来て直ぐ、藤丸の観測波が消えた事に気づくロマニ達
そして、藤丸は真っ暗な世界への階段を歩いていた
藤丸「えっ！？何だ此処…クタの市じゃない。夢でも見てるのか？」
辺りを見渡すとフォウが突然威嚇し振り向くとフードを被ったガルラ霊達が集まっていた
「何故生者が冥界にいる…」
藤丸「冥界？此処が！？」
「我らは殺された」
「尊厳もなく祈りもなく、ただ打ち捨てられた」
「笑いに来たのか？奪いに来たのか？」
「逃げて来たのか？」
ガルラ霊は藤丸に詰め寄り突然首を締め上げる
「温かな息など温かな肉など不要！」
フォウ「フォーーウ！！！」
フォウが大声で遠吠えをしガルラ霊達は藤丸を解放し怯んだ。藤丸は咳き込みフォウが守る様に立つ…そしてガルラ霊が迫って来る
ジウスドゥラ「待て」
藤丸「っ！」
ジウスドゥラ「その者はまだ死してはいない。連れ去っては主人の怒りを買おう」
突然現れたフードの老人…その老人は前ウルクに出会い不吉な予言をした老人そのひとであった
藤丸「貴方は…」
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絡繰ドール - えっ、めっちゃキュンキュンする.....。更新頑張ってください！物凄く面白いです！！ (2020年4月17日 11時) (
レス) id: 7c8df2151c (このIDを非表示/違反報告)
紅音(プロフ) - 更新頑張ってください！楽しんで読んでいます (2020年4月11日 16時) (レス) id: db2427acd3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：勿忘草
| 作成日時：2020年4月4日 0時
