【あんスタ】天才の喪失2 (ページ8)

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第5話マリオネット～前編～…3 ページ8

佐賀美「よし、んじゃ見せてみろ？」

仁兎は保健室に行き佐賀美に喉を見てもらっていた

佐賀美「…まぁ、見たところ異常って程じゃないがな。喉もさほど荒れてないし」
仁兎「…」
佐賀美「確かに、お前の年頃でそうなるのは珍しいが声変わりは誰にでも訪れる。気にし過ぎだと俺は思うぞ？」

立ち上がり佐賀美に頭を下げ保健室を出て行き、歩いていると体たらくの生徒達がいた

仁兎(今の夢ノ咲学院は一言で言って…堕落の極みだ。生徒達がは皆、学院のブランドに胡座をかいていて努力しない。俺達は、そんな学院の現状に…憤りを感じてる)

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控えの教室で宗とみかは保健室に行った仁兎を待っていた

宗「遅いね仁兎は」
みか「もう時期、ライブ始まってまうで？それにしてもこの衣装、ホンマかっこええわぁ～。アンティーク人形みたいにえらい凝ってるね？」

宗「新しければ良いという風潮には我慢ならない。この手の衣装を仕立てられるのはこの僕、斎宮宗ぐらいだろう」

アンティーク人形の様に美しい衣装の事を話すみか。そして宗の隣に置いており、お揃い衣装を着た人形・マドモアゼルの頭を優しく撫でる

みか「マド姉もお揃いの衣装可愛いわぁ」
宗「…」
みか「んぁ？」
宗「君もマドモアゼル程ではないが、そこそこ似合ってはいる」

みか「ホンマ！？お師さんに褒められた！」