人間消失!猫仙人の復讐…2 ページ48
鬼太郎「手掛かりは見つかりませんでしたね」
目玉おやじ「んー…ぬらりくらりと逃げる奴じゃからのぉ」
鬼太郎「とりあえず、Aを待ちましょう……っ!!!」
ぬらりひょんの手掛かりを掴めず鬼太郎と目玉おやじはAの帰りを待とうと家に帰ると家の中にぬらりひょんが居て、鬼太郎は目を開く
目玉おやじ「ぬらりひょん!」
ぬらりひょん「如何でしょう?目玉おやじさんの茶碗風呂に織部の黒茶碗です」
ちゃぶ台に似つかわしくない高価な織部の黒茶碗が置かれており、鬼太郎は動揺のあまり少し震えた声で口を開く
鬼太郎「お前が大逆の四将を脱獄させたのか?」
ぬらりひょん「はい」
鬼太郎「何故だ!!」
ぬらりひょん「落ち着いて下さい」
鬼太郎「っ…「所で」っ!!」
ぬらりひょん「随分美しくなられましたね…母君と同じくらいに。けれど…」
鬼太郎「…っ?」
ぬらりひょん「貴方は本当にあの姫君の心の闇が…傷が癒えたとお思いですか?」
鬼太郎「っ!!!」
Aの心の傷…その言葉を聞き鬼太郎は目を開き更に顔色を青くする
鬼太郎(まさか…!)
ぬらりひょん「落ち着きましょう」
鬼太郎「…お前の目的は何なんだ?」
ぬらりひょん「鬼太郎君、私を失望させないで下さい。よくそんな馬鹿げた質問を出来ますね…頭の良い貴方が。この世の理を破壊する為です。そんな事は分かりきっているじゃないですか」
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作者名:勿忘草 | 作成日時:2019年9月29日 10時