ー新章ー ぬらりひょんの野望…2 ページ35
閻魔「俺にも分からない。地獄の死神にも情報収集をさせているが未だに情報は入ってこない」
目玉おやじ「正邪を見抜く浄玻璃鏡を持つお主や、情報収集に長けている地獄の死神にも分からんというのか…」
閻魔や地獄の死神にも分からない相手…更に緊迫した状況が続くのかと思っていた…が
閻魔「あぁ。だが地獄の死神が手に入れた唯一の情報によると四将が脱獄した時、地獄の最下層で「赤い顔の妖怪」が目撃されたらしい」
A「っ!…赤い顔の妖怪?」
閻魔「それしか今の俺達には分からない。気を付けろ。A、鬼太郎。四将を解き放った者は、まだ人間界に居るのかもしれない」
ーーー
目玉おやじ「んー、赤い顔だけではな…猩々も赤頭も二顔之相も皆そうじゃ」
鬼太郎「誰が大逆の四将をこの世に解き放ったんでしょうか?」
A「そして…一体何の為に」
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鹿威しが鳴る高級料亭にて着物を着た男と議員の大塚と密談していた
大塚「料亭で密談…やる事が古過ぎませんか?平成も終わってもう令和ですよ?」
「申し訳ありませんね。年寄りなものですから…所で、例のゴルフ場開発の件、考えて頂けましたか?」
大塚「その件については正式にお断りした筈ですが」
男がパンパンと手を叩き、少しするとゴホンと咳払いをしやっと気が付いたのか、ハッと我に帰る赤い顔を持つ妖怪・朱の盆
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作者名:勿忘草 | 作成日時:2019年9月29日 10時