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「やめて！！」
思わずソレに叫んだ
私は何も危険じゃない！
だからその人を傷つけないでと 必死に願った
男の人はそのまま地面に叩きつけられ「うっ」と うなる
私は男性に近づこうとしたが、目の前にソレが姿を現した
そしてじっと 自分を見据える
あ・・・ ダメだ・・・ あの人に近づいた方が あの人が危険だ
ソレは 私が異性に近づくと ひどく嫉妬した
そして今回もそうだろう
最近はこんなことなくて うまく生活できていたつもりだったのに・・・
男の人を助けたことを 少し後悔した
だけど 彼の腕をつかまなかったら 彼は橋から落ちていたかも・・・
彼が 目の前のソレと似ているのも気になった
でも叩きつけられた彼には 頬に傷がない
別人？ 無関係？ 赤の他人？？？
とりあえず 男の人とソレが似ているのは偶然と思うことにし
私は早めにここを離れることにした
あの人には悪いが それが”お互い”にとって一番いいと考えた
男の人に「すいません」と 一言だけ謝り、駆け出す
後ろで男の人の 必死に自分の名を呼ぶ声がした
・・・そういえば何故 自分の名を知っているのかも聞いていない
必死に走り、家につく
誰もいない家の扉をあけ、息を整えた
玄関に崩れ落ちると 再び「ソレ」の気配を感じた
私は目の前のソレを睨みつけた
「もう誰も傷つけないでって・・・ 言ってるでしょう！？」
ソレは冷ややかに自分を見おろしていた
すっと自分の方へ片手を伸ばしてきた
その手から逃げたかったが 後ろはあいにく扉で逃げれなかった
頬に風が触れるような感触がした
ソレの顔が近づいた
顔に風があたる
唇にだけリアルなソレの唇の感触が広がった
”お前は俺だけのものだ”
昔とは違い、男の声が私の耳に届いていた
−−− ワタサナイ ワタサナイ
ゼッタイニ
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ソラノ(プロフ) - とりあえず 11月から 日常編？のような感じでかけたら幸いです (2019年10月31日 2時) (
レス) id: 0026594e4c (このIDを非表示/違反報告)
ロア(プロフ) - ソラノさん» いえいえ、前作の人魚のお話から読んできましたがとても楽しみに見させて貰ってます(*´▽｀*)お体に無理の無いようにお過ごしくださいね！ (2019年10月25日 2時) (レス) id: 148e7f1d83 (このIDを非表示/違反報告)
ソラノ(プロフ) - Σ は、反応があった！！！ 有難うございます！！！ とりあえず出会い編はそろそろ終わらせて 前世へ主人公の意識が飛ぶ話とか、同棲してからの話しとかそろそろ展開変えたないなぁ〜とか思ってます！ 有難うございます！！！ (2019年10月24日 0時) (レス) id: 0026594e4c (このIDを非表示/違反報告)
ロア(プロフ) - ソラノさん» 楽しみに読んでますよ(*´∇｀) (2019年10月20日 15時) (レス) id: 148e7f1d83 (このIDを非表示/違反報告)
ソラノ(プロフ) - （あ、ちなみにツイッター ネームは 「ソラ」です。すいません） (2019年6月25日 0時) (レス) id: 88162d403a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソラノ | 作成日時：2019年4月8日 4時
