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杉元達と何度か連絡をとり、皆でAを探したが
一向にAは見つからず もう数年が過ぎた
俺はもう社会人になっていた
俺はそのまま北海道に移住し、仕事をしながらAを探す日々を続けた
数年たってもAの情報が入らない現実に イライラした
同じ時代に生まれていないのではないかと 不安で気が狂いそうになった
A・・・ A・・・
”どこにいる？”
探し始めてもう数年
Aの情報が全く入らず 自暴自棄になりかけていた
ネットでそれらしき人物を探してはいるが Aがこの世に
同じく生を受けているのかさえ わからない
記憶はあるのか？
北海道にいるのか？
年齢は？
そしてその日も、俺は夜道を歩いていた
Aが前世のつながりのある場所に行っていないかと 何度も色々な所に足を運び
行きかう人々を全てチェックする
だが今日もAは見つからなかった
会いたい会いたいと思いが募る
そして今度こそ・・・ お前に言いたい
俺はお前を・・・
「っ・・・」
睡眠時間を削り、Aを探す日々を繰り返していることで 急に眩暈がした
精神的にも体力的にも 俺の心は折れかけていた
Aはこの世にいないのではと 精神が少しづつ病んでいく
・・・A
ふらりと橋の上で体が揺れる
そのまま橋から落ちそうになった
一瞬 このままAが見つからないのなら 来世に希望を託そうかなどと考える
・・・が、
ガシッ！！
誰かに腕をつかまれた
「大丈夫ですか？」と背後から声をかけられる
−−−ドクンっ！
・・・幻聴だろうか？
この声は Aに似ている
心臓が再び ドクンドクンと 脈打ちだす
違ったらという不安で 心が押しつぶされそうになる
だが・・・ この声は・・・
「・・・あの？」
Aっ・・・？！
一気に俺の脳は覚醒する
俺の腕をつかんでいる相手の方に勢いよく振り向いた
急な動きに相手の肩がびくりとゆれる
街灯もなく、月が雲で隠れていた
腕をつかむそいつは深くフードをかぶり はっきりと顔が見えない
だが・・・
ドクン ドクン
俺の全身が騒ぐ
目の前の俺より背の低い相手を凝視する
月が雲から姿を現した
相手は困ったように、だが 心配した風に自分を見ている
−−− そしてその顔は 俺がずっと探していたもの
”やっと 見つけた！！”
3 告白された（夢主視点 ↓）→←1 夢の中の想い人（尾形視点 ↓）
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ソラノ(プロフ) - とりあえず 11月から 日常編？のような感じでかけたら幸いです (2019年10月31日 2時) (
レス) id: 0026594e4c (このIDを非表示/違反報告)
ロア(プロフ) - ソラノさん» いえいえ、前作の人魚のお話から読んできましたがとても楽しみに見させて貰ってます(*´▽｀*)お体に無理の無いようにお過ごしくださいね！ (2019年10月25日 2時) (レス) id: 148e7f1d83 (このIDを非表示/違反報告)
ソラノ(プロフ) - Σ は、反応があった！！！ 有難うございます！！！ とりあえず出会い編はそろそろ終わらせて 前世へ主人公の意識が飛ぶ話とか、同棲してからの話しとかそろそろ展開変えたないなぁ〜とか思ってます！ 有難うございます！！！ (2019年10月24日 0時) (レス) id: 0026594e4c (このIDを非表示/違反報告)
ロア(プロフ) - ソラノさん» 楽しみに読んでますよ(*´∇｀) (2019年10月20日 15時) (レス) id: 148e7f1d83 (このIDを非表示/違反報告)
ソラノ(プロフ) - （あ、ちなみにツイッター ネームは 「ソラ」です。すいません） (2019年6月25日 0時) (レス) id: 88162d403a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソラノ | 作成日時：2019年4月8日 4時
