5 ページ5
Aの後ろ・・・
Aの数歩ほど先に姿を現した”ソレ”の姿に、表情に・・・
彼女らはただただ恐怖する
正直俺も・・・ (怖い)
その辺の鬼を相手にしている方が何倍もマシな殺気を彼女らは向けられ
今、生きた心地などあの三人はしていないだろう・・・
” 去 ・ れ ”
「! っひ!!」
炎柱の口がそう動いたかと思うと、金縛りが溶けたかのように
瞬時に彼女らの体は飛び上がり逃げるようにその場を去っていった
あれは二度と本部に来ないなと俺はちょっとだが・・・
彼女らを憐れむ
自業自得とはいえ、炎柱様にちょっとでもと勘違いしたのが運のつきである
そして案の定・・・
今何が起こったのか把握していない人物が一人(汗)
「な・・ なんで? え? ・・・え?
Σ 私何かしたっ!!? (なんで 逃げるのーーーーーっ!!???)」
「・・・」
彼女は勘は悪くはない
悪くはないはずなのだ
だがどうしてだろうか・・・
”炎柱に関わることに関して、彼女はとてつもなく・・・ にぶい!”
Aは見も知らぬ彼女らに避けられた・嫌われたと思い ショックを受ける
「なんで!? 私 何かしたの!?」とその場にうずくまり頭を抱える
うん・・・ 違うんですよ Aさん
” 問題は ”あなたの後ろ”です ”
俺は今度こそ見なかったことにしてその場を早足に去った
それこそ ここで見ていたら”彼”に目をつけられてしまう
俺は平凡に・・・ 暮らしたいのだ(鬼殺隊に平凡も何もないが)
「A!!vvv」
Σ 「! っわ!!」
背後で炎柱様の嬉しそうな声がする
驚いたAの声が聞こえた
おそらく後ろから炎柱様に抱き着かれたのだろう
彼が嬉しそうにAに抱き着いているであろう姿が想像できる
「っ・・ ん? ・・・炎柱様? 香水付けました?」
「!?」
「なんか甘い・・・ ・・・ ・・・
ああ・・・ はいはい。 そうやって”誰にでも”抱き着くのは
やめたほうがいいですよ?」
ああ・・・ 鈍感とは本当に末恐ろしい
「っむぅ! 失礼だな A!
俺が誰にでも抱き着くような軽い男に見えるのだろうか!?」
「私に抱き着く時点で軽いんじゃないですか?」
「君はもっと自分を知りなさい!!!」
怖い怖い
220人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ソラノ(プロフ) - 新しいページで他の転生劇かきたい・・・鬼殺隊のほう終わらせてもいないのにかきたい(汗) (2020年12月5日 20時) (レス) id: 2385099feb (このIDを非表示/違反報告)
ソラノ(プロフ) - このページ残り4つなのでとりあえず「霊」シリーズのものを。他にも色々転生した話書きたいんですよね。鬼殺隊の話が今暗いのでこっちでくっついている二人とか書きたい・・・ (2020年11月23日 22時) (レス) id: 2385099feb (このIDを非表示/違反報告)
ソラノ(プロフ) - 遅ればせながら30分ほどでかきあげたハロウィン・・・1ページにおさめるって大変だな(おい) (2020年11月1日 2時) (レス) id: 2385099feb (このIDを非表示/違反報告)
ソラノ(プロフ) - 有難うございます。でも幽霊は短編でこれで終わってもいいかな?と(笑)後はご想像にお任せします的なノリでいいかな?と思ってますwww すいませんwww (2020年8月16日 8時) (レス) id: b7916d63a5 (このIDを非表示/違反報告)
あさこ(プロフ) - 幽霊のお話めっちゃ面白い!!斬新!!更新楽しみにしています〜(*^^*) (2020年8月15日 3時) (レス) id: 81f776d056 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ソラノ | 作成日時:2020年7月10日 18時