僕の彼女はすとぷりアンチ【ころん】

8アンチ ころん ページ9

青柳論、このたび風邪引きました


ころん「誰だよ体冷やして寝て乾布摩擦しよって言ったの…」


るぅと「全部昨日のころちゃんですよ〜」


さとみ「なんかもう発想力がすごいわ」


昨日は散々だった


家でくつろいでたらさとみくんがお酒持って凸してきて


なんか途中からるぅとくんもやってきて


あんま得意じゃないお酒飲んで悩みの種(A)
について話して


そっからどういう経緯になったのか腹出して寝たらこうなった


泊まりのるぅとくんとさとみくんがさっきから隣でひそひそ話してる


静かにしてくれ寝たい


何度目かの寝返りをうったとき通知がなった


さとみ「ん？…あ、俺ら寝てる時に電話きてたらしいわ」


ころん「…はぁ？」


るぅと「そうですよ？僕それで起きましたから」


ころん「お前人の着信目覚ましにしてんじゃねーよ…ごほっ…」


いっきに長文話すの辛い…


アプリを開くと不在着信の通知が1件あった


ころん「えーっと……か ぜ ひ い た」


うって布団にくるまる


気持ち悪い……


さとみ「誤字やば」


るぅと「それより看病ってどうやればいいんですか？」


さとみ「あー…ころーん、腹減ってるかー？」


ころん「食欲無い…」


るぅと「ゼリーとかなら食べれますか？」


ころん「話しかけんな…」


るぅとくんがぱしっと僕の枕をたたいた


さとみ「この家になんもなかったような…」


るぅと「ハンバーグの作り置きならありましたけど」


さとみ「消化悪すぎ」


Aの作り置きのことだ


自炊できないことを気にかけて週に一回作り置きを作ってくれる


Aに会いたい…


もんもんとしてるとるぅとくんとさとみくんの会話内容が変わった


さとみ「ゼリーなら向こうのスーパーの方が安くね？」


るぅと「いや、駅前の方が種類ありますよ。おしるこ味とか」


ころん「そんなの食いたくない…」


るぅと「盗み聞きとは悪趣味ですね」


ころん「まじでシバくぞ…っ、ごほっ」


さとみ「あんまからかうなよ〜」


るぅと「はーい…。じゃあゼリーは駅前ので買って、あとはお粥ですね」


さとみ「ころん、この家米あるか？」


どうだっけ。あったような気がする…


ころん「ある…」


さとみ「じゃあそういうことで。割り勘な」


るぅと「僕お金ないです」


さとみ「嘘つけ昨日財布見たからな」


るぅと「嘘つきました」


さとみ「申請いらん」


ゼリーぐらいで割り勘すんなよ


くだらないこと話してんなと思ったら、どこかから彼女の声が聞こえた気がした


うん、末期

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