第28夜 ページ1
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紅炎とAが大広間に着くと、すでに訪ねてきた者はいた。
黒い髪に藍色の瞳。
そして、頬にある傷。
彼は、紅炎達に気づくと着物を整え一礼した。
「そちらのは、我が国のおぅ…我が国の巫女ですね?」
その言葉にAは、ビクリと反応した。
「あぁ、そうだ」
「巫女殿よ、此方に帰ってきてはくれぬか?」
男は紅炎の言葉を無視し、Aに問いかける。
だが、紅炎はそれを赦さなかった。
「まずは名を名乗るのが常識だろう」
紅炎の鋭い目が男を睨んだ。
男は、軽く微笑み
「我の名は、攸巍(ユウギ)と申す」
と言った。
さらに
「巫女殿とは何回もお会いしているので大丈夫ですね?」
と付け足し、目を細めた。
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知愛@バカな受験生(低浮上気味)(プロフ) - saburinaさん» ありがとう(*≧ω≦) シリーズ化がおかしい(ノ_<。)今から直します! (2016年10月12日 23時) (携帯から) (レス) id: 842cabc376 (このIDを非表示/違反報告)
saburina(プロフ) - 続編おめでとう! (2016年10月12日 23時) (レス) id: 60ab742ccd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:六華 x他1人 | 作成日時:2016年10月12日 17時