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ご飯を食べ終わり弟と2人ゆっくりしていたときスマホになにか通知が入る。

何故か周りからも聞こえ、嫌な予感を振り払いながら画面を確認する。

予感的中

先ほどから降っていた雨が原因の土砂崩れが起きたらしい。

バスで来ていて良かった。

確か隣にコンビニがあったはず。

そこで傘を買おう。

そう思って居ると、

「まじかよ、おい、どうする?」

「隣のコンビニで傘買っても無理ですよね。」

「…歩いて帰る?じゃあ風邪ひくか…。」

「ええやん!水も滴るいい男やん!」

「坂田、風邪ひくって言ってるだろ。」

「うらさんそんな怒らんでや…」

な…!?

推しが尊い

坂田さんの水も滴るいい男というところには同感だが、それではうらたさんと志麻さんのいうように風邪をひいてしまうだろう。

月ラジでセンラさんは明日午後から仕事があると言っていたので風邪をひいては行けない。

私が彼らを助ける方法はあるがみなさんも見ず知らずのcrewに着いて行くほどバカでは無いだろう。

何か良い手はないか。

思考に集中してしまっていたのがいけなかったらしい。

「あの、大丈夫ですか?」

それともあのお人好しを野放しにしたからか。

「俺の家、来ます?」

とりあえず私の弟はバカらしい。

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設定タグ:浦島坂田船 , 坂田 , 歌い手   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:わらび | 作成日時:2020年7月11日 17時

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