帰宅 ページ14
、
「ただいまー」
「おじゃましまーす!」
どーもAです。
いやー、咲良の野郎ついてきやがった。
会わせろって後ろにくっついてくるんだもん。わたしは悪くない。
てか本人は最初に聞いたときから気付いてたらしい。
「あー、ねえさんお帰り。咲良さんども。」
「やっほー、Aの弟くん。おじゃまするよ!」
スタスタと入っていく咲良が我が物顔で冷蔵庫からジュースを取り出しふたを開ける。
「あ、Aこれもらうね」
「いいって言う前に取ってんだよなー」
ゴクゴクと飲みうっまー!と声をあげる咲良。
いや、おっさんかって。
咲良が投げてきた新しい冷えたジュースを受け取り自分も口をつける。
「ふぅー。にしても今日はどーしてこんなに暑かったんだろ。」
「Aカーディガンだもんね、そりゃ暑いよ」
弟いわくセンラさんが仕事、うらたさんも昼から声優としてのお仕事だったらしく、今は坂田さんと志麻さんの二人がゲーム部屋にいるらしい。
ということでリビングのテレビにゲームを繋いでお菓子を持ってきた咲良と一緒に進める。
咲良はいつもうちに来てはゲームをして帰っていく。
まあ楽しいからいいけど。
「あ、そこ初見騙しあるよ」
「言うのが遅い!」
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作者名:わらび | 作成日時:2020年7月11日 17時