運命という絆で２序章ーモンド編ー【原神】【男主】 (ページ45)

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アンバーが言うには「あんたに聞きたいことがある」とのこと

蛍とパイモンは大聖堂へ向かい、リアンは２人と別れてリサのいる図書館へ向かった

「何の用だろう」と考えながら、騎士団本部に足を踏み入れた

近くに居た騎士の青年に図書館に着くと「来たわね」とリサが出迎えてくれた

「こっちよ。案内するわ。」

リサに案内された場所は普段は本を座って読む場所であるテーブルは紫色のテーブルクロスで彩られ

その上には、午後のパンケーキとミントゼリーと紅茶が入ったカップにアップルサイダーが置かれている

リアンは一回固まった、「何だこれ」と思ったのだ

「あなたと一回、一対一で話してみたかったのよ。アフタヌーンティーを交えてね。」

『はぁ…』

用意されたアップルサイダーをリサから貰い一口、飲む

彼女も自身で用意された紅茶を飲んだ

優雅にアフタヌーンティーを嗜んでいても、リアンは少し気まずい

くるくるとアップルサイダーのストローを回しながらリアンは気づいた

「てか、用って何だろう…」と

『あの…用って…？』

「ええ、用は今さっき言ったわ。話してみたかったのよって。」

『まぁ、そうらしいですけど…』

「じゃあ、聞いてみてもいいかしら？」

射貫くような目でリサはリアンに聞いてくる

その目で見られたら「いいえ」なんて言えないだろう。

リアンは首を縦に振った