運命という絆で２序章ーモンド編ー【原神】【男主】 (ページ39)

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「風龍廃墟」に足を踏み入れ

ウェンティの後を追いながら歩いると、暴風の障壁で行き止まりになった場所に着いた

「行き止まりだな。」

「行き止まりだね。」

暴風の障壁を眺めながらそう呟いていると、パイモンは周りを見渡すとリアンがある場所を見ているのだ

彼の視線を追っていくと、パイモンがある場所に目に映り、その場所へ指を指す

「なぁ…あそこの屋根、でっかい穴が開いてないか？」

『何人が通れるくらいの穴だな…』

2人の言葉を聞いた後、ウェンティは「あそこの風域は利用できるかもしれない」と告げる

「回り道になるけど、行こう」とパイモンが言うと、ウェンティはパイモンが同じ言葉を言った

屋根に大きな穴がある建物へ向かっていると蛍が

「パイモン、よくあの場所に気付いたね。流石非常食。」

「オイラは非常食じゃないぞ！」

「それに、あの場所に気付いたのは…リアンが先に気付いてたからで。」

「リアンが？」

パイモンから出た意外な名前に蛍は一歩離れて歩く彼に目をが行く

彼女の視線に気づいたリアンが「ん？どうした？」といつものお気楽そうなノリであった

蛍は彼に称賛の言葉を送る

「リアン、あの場所、よく気付いたね。」

『え？いやぁ…ただ、あの建物が視界に入っただけで…ただの偶然…』

「偶然だとしても、凄いことだよ。」

そう言った蛍にリアンは「そうかなぁ」と頬をかいた