運命という絆で２序章ーモンド編ー【原神】【男主】 (ページ31)

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「やった！」

「天空のライアー」の色が以前より、明るくなったことにパイモンは空中でガッツポーズをした

ジンは「前とは違う」と呟くと。ウェンティが答えた

「風元素…活発になってきたね。これなら問題ないはずだ。」

「蛍、ありがとう。」

蛍に礼を伝える

ライアーの次は風魔龍をどこで呼ぶかと

モンド城…ワイナリー…頭をひねって考え込むと、ウェンティがある助言をした

「海風、もしくは高いところを吹く風は、詩人の歌声を遠くまで運んでくれるんだ。」

「逆に空気が乾燥していたり、重かったり、憂鬱な雰囲気はダメだ。詩人だけでなく、それは龍にも失礼でしょ？」

ウェンティの言葉を聞いて、もう一度、考える

海風…高いところに吹く風…２つの特徴に当てはまる場所をリアンは呟く

『崖…』

「崖…そうだよ！崖！」

リアンの呟きを拾い、彼の呟きを大声で伝えたのは蛍だった

「崖」…モンドの国内でその条件に合う場所は、ディルックは知っているようで、

その場所を彼らに伝える

「星落としの湖から東、砂浜の南に山地がある。」

「山の伸びる方向に沿って昇ると、星拾いの崖(・・・・・)というところに着く。」

星落としの湖は、蛍達が一時的に野宿していた場所である

星拾いの崖…それなら、ウェンティが言った条件を満たせる

ウェンティは「いいね」と賛成する

「では、準備して星拾いの崖に集合しよう。」

「みんな、遅刻しないように。」