運命という絆で２序章ーモンド編ー【原神】【男主】 (ページ19)

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話は纏まり、出発の準備が出来ると

出発する前にある違和感を抱いていたリアンはある事に気づいた

『なぁ、さっき、ジンさんは「ファデュイ」の目的はトワリンを氷の神に奉げることだって言ってたよな…』

『……オレ達はあいつらのことを甘く見ていたのかもしれない…。』

「流石、鋭いね。」

リアンの言葉にウェンティは褒める

どうやらウェンティも「ファデュイ」の本当の目的に気付いた様子だった

―――――――「ファデュイ」の本当の目的は、トワリンを通して「風」の繋がりを利用し、

１０００年前モンドから去った風神・バルバトスを探し出す気でいるのだ

何故、「ファデュイ」の目的がそれであるのかをディルックが聞こうとするが

「えへっ？」

「……」

はぐらかされて、ディルックは聞くのをやめた

次にディルックは蛍とリアンにある物を渡す

「なんだこれ？」

「正体を隠すための変装だ。「ファデュイ」に見つかる前に被るといい。」

「なにせ「ファデュイ」はモンドにとって厄介な異国の客人だからな。」

そう言って、渡されたのは昨日、ジンと話していた「ファデュイ」の女と似た仮面であった

彼から、仮面を貰い蛍とリアンとパイモンとディルックは「ファデュイ」のﾞ隠れ家ﾞに向かった